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マルニ製テーブル横揺れ

お客様から他店で購入したダイニングテーブルが横揺れしてしまうので修理して欲しいとのご連絡が入った。すぐさま四代目が掛け付けた。

ダイニングテーブルがグラグラと揺れてしまう症状の大きな原因はもっぱら接合六角ボルトやビスが緩んでしまっていることです。ボルトを締めなおせば大抵の場合、グラツキは解消されます。ご自宅のテーブルがグラグラしているなと感じていたら、今すぐ全ての接合箇所のボルトを締めなおすと直りますよ。

今回のご相談も確かにテーブルの長手方向にグラングランと揺れてしまいます。落ち着いて食事もできない状態でした。

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すぐに接合ボルトを確認すると六角ボルトを使用していました。六角レンチで脚と天板、脚と貫板と脚の接合部分のボルトを締めなおします。 グラツキが直りました。 お客様に六角レンチを無償でお渡しし、今後同様にグラツキが出たらこのレンチでボルトを締めなおすことをご説明した。そしてテーブル構造が板脚2本と貫板なので、多少の横揺れはおきますよと説明してテーブルを長手方向に揺らしてみると・・・・・、

お伺いした当初のグラングランとした強い揺れではないものの、食事や書き物でテーブルを使用した時にはまだ揺れることに違和感を感じた四代目でした。感覚的に四代目が思っているよりも横揺れが発生しているんです。おかしい・・・???

製作工場を確認すると椅子にマークが張ってあった。
広島に工場がある「マルニ」の家具である事がわかりました。
お客様にお聞きすると15年ほど前に今は廃業してしまった「H家具店」で購入されたとのことでした。 お客様に四代目が思っているよりも揺れが大きいので、多分構造的な欠陥ではないかと思いますが、なにか揺れを止める対処方法がないか製造会社に確認してご連絡することにして帰社したのでした。

安田屋家具店に戻った四代目は、すぐさま安田屋家具店ライブラリーに向かい、15年ほど前の「マルニ」カタログを探すのでした。

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1969-1967年のカタログを発見。すぐに商品を確認すると・・・・・、 スタンダードシリーズのダイニングテーブルでした。カタログ写真を見ておやおやと思った。ある掲載写真では脚と貫板の接合が1本のボルトで止めてあるのだが、

マルニテーブル2

違う写真を見ると2本のボルトでしめてあるのが確認できる。

マルニテーブル

お客様宅のボルトは1本だけであった。
やはり1本と2本とでは違いが生じるのだろうか。ボルト2本で止めたほうが揺れはなくなるのだろうか。 そもそもマルニでは何故1本のバージョンと2本のバージョンがあるのだろうか。製作当初は1本のボルトで止めてあったのだが、横揺れが発生することから2本のボルトで止めるように改良したのではないだろう??? 工場であるマルニに確認してみるしかないなぁー!! 

すぐさまマルニに連絡した。
かなり以前、他店てご購入されたダイニングテーブル1996年カタログ「スタンダードシリーズ 1749-02」ダイニングテーブル135ですが、天板・脚・貫板の各接合ボルトをきつく締めても、長手方向へのグラツキが出てしまいます。 脚と貫板との接合は六角ボルト1本で接合してあります。当時のカタログ写真を見ると、テーブルのみの掲載写真では同様に六角ボルト1本で接合してある写真ですが、椅子とのセット写真では2本の六角ボルトで貫板を接合してあります。 ボルト1本なのが横揺れする原因なのでしょうか。

構造的に若干の横揺れが生じることは理解できますが、揺れの共振によって大きく揺れてしまうのがお客様宅のテーブルの現状です。貫板の接合ボルトを2本にすれば揺れは止まりますか? 天板の重さに対して脚が脆弱なので、横揺れしてしまう構造的な原因ではないかと思います。長手方向への横揺れを止める補修方法はありますでしょうか。方法があれば教えて下さい。当店にて補修を行ってみます。補修方法のご連絡をお待ちしています。

マルニからの連絡を待つことにした。

12月 9, 2013 · Posted in テーブル修理  
    

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