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ハンギングチェアーの籐ささくれ

以前ご購入いただいた「ハンギングEggチェアー」本体の底部の籐材が、ささくれが生じているとのことで、対処方法がないかとのご相談があった。

O様よりお問合せ
天井から吊下げて使用しているのですが、チェーンから本体を取り外した時に床の上に置いた時に引きずったりしたのが原因だと思います。本体の底部の一部の籐材がささくれているようになっています。

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このまま使用していても大丈夫でしょうか。籐材がポキッと折れたりしないでしょうか。またささくれ部分から棟の編みがほつれていかないでしょうか。

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安田屋家具店からの返信
写真を拝見しました。 ハンギングEggチェアー本体の底部の外面の籐材の一部に黒い汚れと擦り傷が見受けられます。恐らく本体を引きずったりした時についた傷だと考えられます。

安田屋家具店で販売しています「ハンギングEggチェアー」に使用しています籐材は、全て厳選したA級品の籐材のみを使用していますので、色が均一で粘り気もあり、耐久性にすぐれています。15年、20年と使用されれば、人工的には決して出せないアメ色に変化していきます。

設置場所、使用頻度や使い方等の条件で大きく左右されますが、耐久性は20年以上十分にありますのでご安心ください。

さて引きずった時に生じた籐材のささくれや、割れが見られますが、このまま使用し続けても、この部分の破損が大きくなることはありません。また破損した部分の籐材の編込みが、すぐにほつれてしまうこともありませんのでご安心ください。

ただこのまま使用され続けますといずれ籐材が破断する恐れがありますので、対処方法をご案内します。

まず木工ボンドをご用意ください。
ボンドの色は白色ですが、時間が経つと透明になる普通の木工用ボンドです。 木工用ボンドを籐材がささくれている部分、折れそうな部分に塗りこんでください。いらなくなった歯ブラシにボンドをつけて塗るとやりやすいです。 ボンドを塗った後、濡れ雑巾で余分な箇所につけてしまったボンドをふき取ってください。

ボンドを塗った後12時間程度経ちますと、ボンドが固まります。また白色だったボンドも無色透明となりますので目立ちません。この作業でささくれや折れそうな部分の破断を防ぐことができます。

人間の体と同じで、早期発見、早期治療を行えば、耐久性がググッと伸びるわけです。

ちなみに木工用ボンドは、乾燥した後でも水に濡れると元の白色に戻り、ふき取ることができるんですよ。

お客様からご連絡
ご連絡ありがとうございます。 またアドバイスいただいた木工ボンドで近々に補修致します。

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4月 18, 2016 · Posted in ハンギングチェアー  
    

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