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飛騨産業 食堂椅子背面籐張替

漢字ばかりの漢語表示みたいなタイトルで申し訳ありません。今回ご紹介するのは、飛騨・高山に工場がある「キツツキ」マークがよく知られている飛騨産業の「穂高シリーズ」食堂椅子の背面籐シート張替修理です。

穂高シリーズはかれこれ50年以上生産・販売しているロングセラー商品です。日本国内の家具工場でこれだけ長期間続いている商品は他にはないのではないでしょうか。

今回の穂高食堂椅子の背面は五分カゴメ編み籐シート材を使用し、木部に彫った溝に籐シートを決込んで仕上げる「溝決め込み仕上げ」です。

現在の商品は布張りか木部の背板になり、籐シート張りはありません。これは使用する籐シート材の材質が年々悪くなり、耐久性が昔ほど保てなくなったためと聞いています。

籐シート材は弾力性のある素材なのですが、塗装仕上げを行うと塗膜で籐材を被ってしまい、籐の弾力性を無くしてしまいます。そのため塗装仕上げを行った籐シート材は、塗装仕上げを行わない生地仕上げよりも耐久性が低いのです。

しかし家具工場は耐久性よりもインテリア性を重要視するので塗装を施すそうです。

お客様に生地仕上げと塗装仕上げの耐久性の違いをご説明したところ、やはり今まで長年見慣れた雰囲気が良いので、現状と同じ塗装仕上げを希望されました。

早速、籐職人工房に椅子を持ち込み、無塗装の籐シート張替をしてもらいます。張替後は塗装職人工房に持ち込み、木部と同色の色で吹き付け塗装をしてもらいます。仕上がりまで約10日ほどです。修理完了しましたらまたご報告いたします。

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5月 27, 2020 · Posted in 椅子張替え  
    

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