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聴神経腫瘍手術体験記25

【実録!聴神経腫瘍との闘い】手術終了19

2011年3月19日は、四代目が聴神経腫瘍摘出手術のために東京警察病院に入院していた日です。手術をしてから10年以上が経過しました。手術した右 耳の聴神経はやむなく切断したために聴力はなくなり左耳だけでの生活を過していますが、手術前となんら変わりなく元気に仕事もできることに感謝です。あの 時の体験を自分自身に振り返るために再掲載することにしました。何回もお読みいただく皆様にはしばしお付き合いの程をお願い致します。そして今日は四代目の誕生日です。祝

尚、河野道宏先生は、現在「東京医科大学病院」にて診療を行われています。

これ以降の体験内容はすべて四代目自身の体験です。自分自身の記憶として作成したものです。手術後の状態は千差万別ですので必ずしも同じ状態になるとは限らないことをご理解ください。ただ聴神経腫瘍摘出手術を行う人の何かの役に立てればと思います。

2011年3月19日 手術後16日目

6時起床。
午前中に、病室の2名が無事退院していった。
病室がガラーンと静まりかえり寂しくなった。
誰もいない病室で、51歳の誕生日記念撮影。(2018年で58歳になりました)

傷口を指差して。

朝食時に担当ナースが「お誕生日おめでとう」と言って、家族からりの「誕生日メール」を渡してくれた。忘れられない誕生日となる。

この日は連休初日。
病院内は静かだった。

昼食後、1階のコンビニに買出し。今日の誕生日を祝うためのケーキを探す。今日も飲食物はほとんど無かった。

陳列棚に小さなカップケーキを発見。誕生日ケーキとして購入。

夕食時に一人で祝う。傷口を隠すためのニット帽を購入。日中かぶることとした。ラウンジで1日中過ごす。

この日は何事も無く過ぎていった。
誕生日を祝ってレンタルパジャマを取り替えた。

カップケーキを手に持って、ひとり「誕生日記念写真」を撮る。

小さな声で「ハッピバースディー ツーユー」を口ずさむ。

そして51歳の誕生日ケーキを美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

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3月 19, 2021 · Posted in 聴神経腫瘍摘出 手術体験談  
    

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