高級ステーキ店「松屋」からの実況です。
鉄板にのせられた牛脂は、これでもかというほど大量のにんにくが投入され一緒に炒められます。炒められた牛脂とにんにくは各旦那衆の皿に盛られました。いやぁーー、とっても美味でした。

そしていよいよ待ちに待った「飛騨牛」が各旦那衆の皿に盛られました。
まずは「ロース」からです。
次に「ヒレ」が盛られました。
最後に「サーロイン」が盛られました。

飛騨牛の各部位の食感・味の違いを存分に堪能した旦那11人衆。
それぞれ満面の笑顔です。

左から「永田歯科」院長、「中嶋祥雲堂」店主、「おきなや総本舗」店主、「おふとんのお店すずきや」副店主、「小川屋本舗」店主の面々です。。隣の席は・・・・、

左から「甘泉堂」工場長、「おふとんのお店すずきや」店主、「花倶楽部オザキ」店主、「美殿屋漬物店」店主の面々です。全員ホッとしている時に、鉄板では意外な品物がのせられました。えっーーーー!!!

それはなんと【 アイスクリーム 】です。えっ、アイスクリームを炒めるって????
溶けちゃうじゃん????
そんな旦那衆の疑問を意に介せず、シェフはささっとアイスクリームを炒め???? (温め????)、フルーツが盛られたデザート皿にこの温められた???? アイスクリームをのせたのであります。いやぁーこれもまた美味でした。アイスクリームを温めた効果は良くわかりませんでしたが、カッチカッチに凍っているよりも食べやすかったのではないでしょうか。最後のコーヒーを飲みながら、旦那衆全員余韻にひたっておりました。四代目もこれで岐阜市内の三大高級店「花ざくろ」「松屋」「潜龍」を全て制覇したことになりますかね。でも三大高級店以外にまだまだ知らない、行ったことのない名店もあるんでしょうね。

今回の費用は、おふとんのお店すずきやの鈴木店主の知り合いということもあり普段はもっと高いのではないかと思いますが、お値打ちにしていただき一人1万円コースにしていただきました。飲み代を入れて合計一人1万4千円でお釣りが少し出ました。ありがたや、ありがたや。年に一度の「美友会」豪遊。
次回は来年6月の予定です。
それまで1年間がんばりましょう。

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
7月 6, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

今話題のフジテレビ系列月曜夜9時放送のドラマ「月の恋人」の木村拓哉さん、キムタクが演じている社長室に吊り下げられている椅子のようなものを見ませんでしたか?? 籐で作られた椅子なんですが・・・・。 普段何気なくテレビ・映画などを見ていても、ついつい家具屋の血が騒ぎ「どこの工場のどの商品が使われていた」と家具屋インテリア用品に目がいってしまいます。家具業界人としての性なんでしょうね。

「月の恋人」公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/getsukoi

吊り下げ椅子、ハンモック椅子、宙吊り椅子、ゆりかご椅子などと呼び名は様々ですが、正式名称としてはハンギングチェアでといいます。この椅子は、安田屋家具店でも取り扱っている【 ワイ・エム・ケー 】という工場が製作している商品(C-326) なんです。今から53年前、1957年にデンマークのデザイナー Jorgen Ditzel、Nanna Ditzel (ナンナ・ディッツェル)夫妻によりデザインされ発表されたモダンファニチャーを代表する名作椅子です。53年経過した今なお広く愛され続けています。

本体籐の色は、「ナチュラル色」と「ブラック色」の2色あります。
「ナチュラル色」は税込価格159,800円
「ブラック色」は、  税込価格169,800円

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
    

数ある日本国内の家具工場の中で、高松に工場がある「モリシゲ」と安田屋家具店はずいぶん古くから取引をしている工場の一つです。昔の「森繁」営業車は、屋根が山吹色の塗装、ボディー部分は四国・高松と「森繁」カラーであるオリーブの緑色とかなり奇抜で、よく目立っていました。四代目も子供時代によく見たものです。四国・高松で毎年開催されていた展示会にも数回家族旅行を兼ねて連れて行ってもらいました。また四代目が大学卒業後の家具修行先を当時の「森繁」営業部を取り仕切っていた高橋常務の推薦で、横浜は関内、伊勢崎町にあった双葉家具を紹介され、数年にわたり家具修行に行ったのです。このときの修行経験が、今日安田屋家具店四代目の基礎となっています。

残念ながら横浜、関内、伊勢崎町に立地していた双葉家具はすでになくなっています。当時ご一緒させていただいた宮道公子さん、相馬さん、金子さん、井上さん、長尾さん、沢井さん、金子(敏)さん、宍倉さん、木村さん、岡野さん、福岡さん、甲斐根さん、林さん、北村さん、岩崎さん、東急ハンズに転職した江口さん、うーん、25年経過すると全員の名前が思い出さない・・・・。思い出したときに書き加えていくことにしよう。
それにしてもみんな元気かなぁー。

思い出話はこの位にして、本題に戻ります。

この安田屋家具店と古い取引先である「モリシゲ」のK担当者さんが、いつも出張時に訪問してくれる定時訪問時の商談後、なにやら慌しく頻繁にどこかと電話連絡していました。それも少々困ったような雰囲気でした。どうしたのかと尋ねてみると、数週間前にY店が現品販売した革張りソファーの座面が、購入後すぐに柔らかくなった用に感じるというお客様からの問い合わせに対することでした。Y店からの連絡を受け座面の症状を確認したところ特に問題はなかったのですが、お客様がご納得いただけるように商品を一度高松の工場に送り返して処置するため、今日商品を引き取りに行く約束で、K担当者一人では搬出できないためY店の担当者とお客様宅で落ち合う時間の段取りをしていた電話でした。

Y店がちょうど「閉店セール」をしているため、Y店の担当者さんがすぐに外出できないとのことで、お客様との約束時間が迫りつつある中、どうしていいのかホトホト困り果てている様子が手に取るようにわかりました。そこで長い付き合いでもあり、「商売は持ちつ持たれつ」「困った時はお互い様」の考えを持つ安田屋家具店として、Y店の担当者に替わって四代目が同行しましょうと申し出て、無事商品を引き取ってきました。

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
7月 8, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

バラバラに分解してしまった引出しをお持込になられました。

カリモク製ではないかと思われるサイドボードの引出しだそうです。
引出し部分は桐材でできています。
前板は、多分ブナ材でしょうか・・・。

しかし、まるで分解したかのようにここまできれいにバラバラになるとは・・・・、ある意味難しい仕業です。
お客様自身でボンドをつけて修理しようかと思ったそうですが、でもやっぱり専門家に修理してもらおうと思い安田屋家具店に持参されました。お客様のこのお考えは大正解です。

一見修理は簡単そうに思えますので、お客様自身でやられるケースは多いです。ただお客様宅には修理道具が完全に揃っているわけではありませんので、ボンドを糊付けして組み立てることだけを行われます。肝心なのはボンドを糊付けして組み立て、さらに固定治具で糊付け部分を圧着させないとボンドの接着効果が得られません。この固定治具をお持ちでないので、ボンドの接着効果が薄く、またバラバラになってしまうケースが多いです。さらに接着する時に固定治具を使用しないと、形がいびつな状態で固定されてしまうので、接着後家具本体に引出しが入らなかったりするケースも多いようです。

この記事の続きを読む »

ボンドを糊付け後、固定治具を4本使用して1日圧着させておきます。
この時に四角形がいびつにならないよう水平な場所で組立作業を行います。

1日経過した後、固定治具を取り外します。
さらに強度を増すために、四隅に三角形の補強材を糊付けし、さらに釘で固定させます。

これで完璧です。
多少乱暴に使用されても、もうバラバラになることはありません。
今回の修理費用は、安田屋家具店にお持込いただいたこともありますので、税込5,000円です。修理期間は、お預かりして二日後にはお渡しできます。

このような引出し修理の場合、ご自宅に固定治具などの道具が十分揃っている場合は、お客様自身でご修理はできます。道具が揃っていない場合は、ご自身で修理されるのはやめられた方がよろしいですよ。固定治具がないと圧着できませんので接着力が弱く、さらには形がいびつになったりしてしまいます。

よくお客様自身でボンドで接着をしたけれどうまくできなかったからやり直してほしいとご相談をいただきますが、お客様が糊付けされたボンドを除去することがとても大変なんです。ボンドの場合は水をつければある程度接着力が弱まり、再度分解することができる可能性が高くなるのですが、こういう場合に限って強力に接着している部分が多々あり、分解することができないことのほうが多いです。分解できないと、再度接着・圧着しなおすことができないので修理不可となってしまいます。また瞬間接着剤を使用されると最悪です。もう壊れた状態に戻すことができません。この場合は、引出しを作り直さなければならなくなりますので、修理費用が高くついてしまいます。

やはり修理はプロに任せるのが一番です。
【 生兵法は大怪我のもと 】と昔のことわざにもありますから・・・・。
くれぐれもご注意ください。

« 元に戻る

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
    

以前お預かりした20年少々前のカリモク製応接セット、リビングチェアーではなく、やっぱり応接セットと言いたいデザインです。ソファー×1脚、アームチェアー×2脚の張替が完了いたしました。使用した布地によってイメージもがらりと変わり、見違えるほど良いリビングセットになりました。お預かりした時は、金茶色の「金華山織り」と呼ばれる柄部分に凹凸があるモケット布地でした。

詳しい内容は2010年4月6日の「椅子の内部見たことありますか」をご覧ください。

背面は、

この椅子が、現在のインテリアにマッチするようになりました。

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
7月 14, 2010 · Posted in 家具リフォーム・修理, 椅子張替え  
    

« 前ページへ次ページへ »

Verified by MonsterInsights