昨日に引き続き、今回も輸入家具のご修理です。
クラシックデザインのソファーで、本革張りの座クッションが「ワンちゃん」のお気に入りの場所となっています。そのため座クッションが破れたりしています。ご購入は約2年ほど前とのことで、中身クッション材はまったく問題はありませんでした。クッションカバーのみを新しく取り替えればよいようです。

クッションカバー材を確認すると、本革でアンティーク仕上げとなっています。この微妙な濃淡のあるアンティーク調の本革はありません。合成皮革サンプルの中に、とてもよく似た生地を発見。お客様にご提案するとOKをいただきました。本革と合成皮革の違いをご説明し、全体の色を考えるととてもよく似たこの合成皮革にてクッションを作った方が椅子のイメージを損なわないことをご説明いたしました。

座クッション裏面は、座ったときの空気抜きとして布地を使用しています。

中身クッションはへたりもなく、新品同様です。座面全体が山形にふっくらと盛り上がっています。クッションカバーをつくるのが難しい作業です。熟練した職人の技が必要とされます。約2週間の作業となります。仕上がりましたらリフレッシュした状態をご覧いただきますのでしばらくお待ちください。

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10月 23, 2010 · Posted in 家具リフォーム・修理, 椅子張替え  
    

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