先日お客様からお預かりした竹ハンドバックの修理が終わり安田屋家具店に届きました。この竹ハンドバックは大分県の【竹工房オンセ】の主催者であり竹工芸の匠、鉄人「高江雅人」さんが作ったものです。2年ほど前に安田屋家具店の特別展「伝統工芸展」にて展示・販売させていただきました。当時この高江雅人さんの竹ハンドバックが「伝統工芸展」での人気No.1で、展示していたほぼ全ての竹ハンドバックは完売してしまったと記憶しています。

 竹ハンドバック縁周りに編みこんでいた籐材が切れてしまったという修理です。お預かりした状態は・・・・、

 3箇所の部分で籐材が切れてしまい、ほつれていました。
 早速、高江雅人さんに連絡をしたところ、無償で修理をしていただけるとのご返事をいただきました。ただ竹ハンドバックを高江雅人さんの工房まで送る往復の運賃は負担してくださいとのことでした。往復の送料といっても2,000円前後の費用です。お客様に費用をご連絡したところ、直ぐに修理して欲しいとのご返事でしたので、急ぎ大分に送ったのでした。それから約1週間前後で修理が終わり、安田屋家具店に届いたのです。

 修理後の状態は・・・・・、

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 全て元通りに直っていました。
 お客様も大満足です。
 確かな職人は、自分の製作した商品は我が子のようなもので、ちゃんと消耗部分の修理はするように考えられています。なんだか世知辛い時代で、何でもかんでも修理といえば直ぐにお金、お金という世の中で、無償で引き受けてくれる所もあるんだと改めて思いました。まだまだ昔気質の義理と人情、もちつもたれつの精神が生きているんだということがホッとしますね。日本って、いいなぁーーー。

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