北欧家具のダイニングチェアーです。

 20数年前に流行したスカンジナビィア地方デザインの家具です。
 独特のシンプルデザインで、材質はチーク材が主です。
 時々今でもご修理などで見かけるダイニング家具です。

 ダイニングチェアーの座面がグワッグワッと座るたびに凹むとの事です。思い当たる節がある修理内容です。座面材である合板板が、年数の経過とともに積層部分がはがれもろくなった事が原因です。座面の裏を見てみると、やはり合板材の耐久性がなくなっていました。今にも破れてしまいそうな状態でした。

 この椅子の特徴として、座面と脚がそれぞれ接合して一体化してあることです。座面を外すには、左右の前脚、左右一体の背脚と座面を接合してあるボルトを外します。接合ボルトはチーク無垢材の脚に直接ねじ込んであります。そのため慎重に取り外さないといけません。直接木部にねじ込んであるので、何回も取付・取外を繰り返すと、徐々にボルトが効かなく なってしまいます。

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5月 9, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

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