桐たんす洗濯についてのお問合せ・ご相談がありましたので見に行きました。ご主人様の子供時代からあったたんすだそうです。

普通の桐たんすよりも小さなたんすです。
サイズは、横幅900×奥行450×高さ1300㎜です。
上台の引き戸のふすま絵を見ると子供の絵です。
サイズ的にも、ふすま絵的にも、当時のベビータンスのようです。
たんす、引出し内部、背板には杉無垢材を使用し、たんす表面は桐無垢材が使用されています。

その旨をお客様にお伝えすると、どうやらご主人様がご誕生になられた時に贈られたベビータンスであることが分かりました。今から約70年ほど前のたんすであることが分かりました。現在と違って、当時のベビータンスは良い家具です。桐たんすですからね。最も当時は、現在のような合板や化粧板などは存在していない時代ですから、家具作りは無垢板材を使用して製作されていました。ですからベビータンスといえども桐たんすなんですね。

洗濯修理内容としては、金具を取外し、お湯でたんすを洗います。その後乾燥させてから表面を削ります。たんす木部の割れ、剥ぎなどを補修します。取外した取手金具は、新しい取手金具に取替えます。上台の引き戸のふすまは、桐板に取替えます。

そしてお預かりして約3週間後、新品同様にリフレッシュしました。ご覧ください。

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6月 26, 2011 · Posted in 桐たんす洗濯  
    

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