先日の岐阜新聞の片隅に気になる記事が掲載されていた。

「ネット通販家具2割で指針値越」

 東京都がインターネット通販で販売されている収納家具を調べたところ、2割の商品から国の指針値を超える濃度の有害物質ホルムアルデヒトが空気中に放出されていることが分かったとの内容です。(詳しくは上記の記事参照)

 最近の家具にはホルムアルデヒトの含有率をほぼ0にした合板や接着剤を使用しているはずですので、驚きです。ただホルムアルデヒトは、時間の経過とともに、材料から空気中に放出され薄れていきます。部屋の換気をこまめに行なえば問題はないのですが、徐々に体内に蓄積されて化学物質過敏症等を発症することもありますので注意する必要はあります。

 四代目は、出生時から現在に至るまで安田屋家具店の建物内で過ごすことが多く、家具から放出されるホルムアルデヒトと一緒に暮らしているようなものです。いまだ過敏症は発症していませんが、体内に蓄積されているのでしょうね。それだけではなく、食品添加物などの蓄積も影響されているとも言われています。

 思い起こせば昭和40年代、四代目がまだ小学生の頃に安田屋家具店の「洋服タンス」が展示してあったフロアーは独特の刺激臭が漂っていましたね。洋服タンスの扉を開けると「目がチカチカ」するくらい強烈なものでした。でも当時の洋服タンスはこれが当たり前で、洋服タンスを開ける=目がチカチカする ということが、家具屋さんのみならずお客様もご存知でした。今から思えば無知は怖いものです。

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9月 4, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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