今回の引出し修理は、押入れたんすの前板が一部割れてしまったという内容でした。

階段から落としてしまったそうです。
正面向かって右上部の桐無垢材の前板が割れてしまっています。

通常このような修理は、割れてしまった木片を強力な家具専用の接着剤で圧着固定します。その後、必ず割れた箇所にはわずかな隙間ができますので、パテで埋めます。そして前板を再塗装して仕上げるので、割れた箇所やパテの跡は目立ちません。

ところが今回の引き出しは、桐無垢材で作られた無塗装の木地仕上げです。塗装がされていません。そのためパテ埋めをした場合、パテの部分が目立ってしまいますし、パテ表面がむき出しとなった状態ですので年数の経過とともに取れてしまうことが考えられます。かといって引出しを作り直す方法もありますが、金額が高くなってしまいます。

そこで安価な修理金額にするための今回のご修理方法は・・・・、

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5月 15, 2012 · Posted in その他の家具修理  
    

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