下駄箱の扉表面の板がめくれてきたので修理して欲しいとのご要望があり、早速修理に駆けつけた。板がめくれてきたとはどういうことだろう、突板がめくれたのだろうか??  お客様宅に到着して修理箇所を見てビックリ!!

扉の「板がめくれた」というより、木目が描かれた塩ビシートが剥がれた状態でした。

お客様にとってはパッと表面を見れば、木製の扉だとしか見えませんからね。最近の家具は技術が発達して、本物の木だと思ってしまいますもんね。

扉の木枠は無垢材を使用しています。扉の下半分の鏡板と呼ばれる部分は、木の屑を圧縮してボードにしたMDF材で、その上に木目が描かれた塩ビシートが貼ってあります。貼る方法も「真空貼り」という技法だと思います。接着剤は使用しないで、MDFボードと塩ビシートを真空にして圧着させる方法です。ただ張り合わせた部分にほんのわずかな空気が入ってしまうと簡単にめくれてしまうという欠点があります。ただそんなに頻繁に起こることはありません。

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9月 22, 2012 · Posted in その他の家具修理