さて先日お預かりした下駄箱の扉修理が完了しました。


             修理前                     修理後

当初予定では、扉木枠を分解して、下段部分の鏡板(MDFボード)を取外し、新しい板に取り替えるはずでしたが、やはり木枠の分解は簡単なものではありませんでした。扉上部の木枠は、左右の木枠の上から接合してあるので、取り外しはやりやすいのですが、下部の木枠は左右の木枠に挟まれていますので、扉木枠を全て分解しないと外れない構造になっています。問題は、分解した後に以前のように組み直しが出来るかです。扉木枠は当然簡単に外れないように接合してありますので、接合部がきれいに外れないと組み直しができなくなってしまいます。職人と相談です。

その結果、扉の分解は危険性が高いので取りやめ、扉裏側の木枠の鏡板部分がはめ込んである部分をルーターで削り落として取外すことにしました。一般的に鏡板は木枠に彫り込まれた溝に数ミリ差し込んであるだけの構造なので、この方法の方がきれいに仕上がりますし、扉の組み直しも必要ないので、修理費用も比較的安価にできます。


             修理前                      修理後

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9月 28, 2012 · Posted in その他の家具修理