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聴神経腫瘍 2年前の3月19日

ちょうど2年前、四代目に見つかった「聴神経腫瘍」の摘出手術を東京警察病院 河野先生の執刀で行なわれたのでした。時が経つのは本当に早いもので、あれから2年が経過し、いまは手術前となんら替わらない生活に戻り、元気で仕事に取り組んでいます。手術側の右耳が失聴したので、ざわついた場所での会話や、右側から声をかけられたときには聞きずらいか、まったく聞こえない状態ですが、それ以外はふらつきやめまい、顔面麻痺もなく、普通に生活しています。聞きづらいといっても、まったく聞こえないわけでもなく、普通に手術前と同様の会話は成立していますし、人の話も聞こえていますので、なんら不自由は感じません。

ちょうど2年が経過したので、時系列に合わせて東京警察病院にて2011年に行なわれた四代目自身の手術体験記を再掲載しようと思います。今、聴神経腫瘍で大きな不安を抱えておられる方々の一助となれば幸いです。

河野道宏先生は、2013年4月から東京医科大学に主任教授として異動されます。そのため4月以降の手術などの詳しい情報は河野先生のホームページでご確認ください。【脳神経外科医 河野道宏先生のホームページ】

3月19日 手術後16日目

6時起床。
午前中に、病室の2名が無事退院していった。
病室がガラーンと静まりかえり寂しくなった。
誰もいない病室で、51歳の誕生日記念撮影。

傷口を指差して。



朝食時に担当ナースが「お誕生日おめでとう」と言って、家族からりの「誕生日メール」を渡してくれた。忘れられない誕生日となる。

この日は連休初日。
病院内は静かだった。

昼食後、1階のコンビニに買出し。今日の誕生日を祝うためのケーキを探す。今日も飲食物はほとんど無かった。

陳列棚に小さなカップケーキを発見。誕生日ケーキとして購入。

夕食時に一人で祝う。傷口を隠すためのニット帽を購入。日中かぶることとした。ラウンジで1日中過ごす。

この日は何事も無く過ぎていった。
誕生日を祝ってレンタルパジャマを取り替えた。

カップケーキを手に持って、ひとり「誕生日記念写真」を撮る。

小さな声で「ハッピバースディー ツーユー」を口ずさむ。

そして51歳の誕生日ケーキを美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

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3月 19, 2013 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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