今年で27年目の開催を迎えることとなった、安田屋家具店が立地する美殿町通りの夏祭り「第27回 美殿町ガス灯夏祭」は、8月11日(木)・12日(金)の二日間、午後4時~午後9時まで開催されます。開催当日の美殿町通りは通行止にして歩行者天国となり、懐かしい金魚すくいをはじめとするレトロな手作りゲームコーナー、冷たぁーいカキ氷や冷え冷えの生ビールなどの飲食屋台がずらりと並び、野外ビアガーデンがOPENします。

 開催に向けて美殿町商店街振興組合の理事会がありました。当日のスケジュールや役割分担、そして一番重要な美殿町ガス灯夏祭恒例の「大ビンゴ大会」の1等景品を決定する審議がありました。

 そしてついに決定しました。昨年はなんと【 i pad 】が1等景品だったのですが、今年の景品は・・・・・。まずは初日11日(木) 午後8時20分開催の「大ビンゴ大会」1等賞品は・・・・・・・、

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8月 1, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

東京のお客様からカリモクソファーの張替修理に関するお問合せが、添付写真とともにありました。

平成7年に入谷の谷口家具で、カリモク製の4客セットのL字型配置の本革張りのソファーを、あえて5客購入しました。長年愛用してまいりましたが、座面と背面が白く剥げてきましたので、張替を考えております。しかしながら座面と背面が後から取替えられるように、ぐるりとファスナーがついています。自分で取り換えるのは難しいようですが、せっかくこの様な造りになっていますので、部品の取り換え方をご存知の方ならば、本職の職人さんでなくとも張替えが可能なのではないかと思いますし、そのような説明を受けて購入しています。張替えの予算は8万円以内です。出張して頂く場合と、引取って頂く場合での見積をお教え下さい。どうぞよろしくお願い致します。

チャック部分

 添付写真を見ると片肘椅子2脚、肘無し椅子2脚、コーナー椅子1脚の5店セットのようですです。早速写真とご購入時期をもとに安田屋家具店の資料庫から当該商品の資料を探し当てました。1995年カタログに掲載してありました。

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8月 5, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

 
 通称:ホクミン「北民(HOKUMIN)」と呼ばれる北海道民芸家具は、クラレインテリアが製造していました。クラレインテリアの創始者・大原総一郎 氏の父・大原孫三郎 氏は、岡山県倉敷に日本初の近代西洋絵画美術館「大原美術館」を創設するなど、日本の美術工芸の発展に多大な功績を残されました。一方で、昭和初期に柳 宗悦 氏を中心に興った民芸運動に深く共鳴され、その良き理解者でもありました。柳 宗悦氏が興された民芸運動の意図したところは、特権階級だけに向いていた芸術を、普通の人々の日常の生活の中で見出し育んでいこうというものでした。柳 宗悦 氏は「民衆の工芸に工芸そのものの真の姿がある」「生活用具の中にこそ本当の美しさがある」と提唱されました。

 そして昭和39年(1964年)、大原総一郎 氏は柳 宗悦 氏の思想と父親大原孫三郎 氏の意思を継承すべく「民芸の復興を通じて日本人の心に伝統工芸を取り戻そう」との思いで、北海道にクラレインテリアの前身である「北海道民芸木工株式会社」を設立し「北海道民芸家具」の歴史が始まりました。

 昭和39年(1964年)ということは、四代目4歳の頃の出来事ですね。

  昭和39年当時、すでに民芸家具と称する家具がありましたが、どの商品も「潤沢にあり買いやすい価格である」という、本来の民芸の思想からは少々かけ離れたものでした。当時、大原総一郎 氏は、日本人の生活用具が豊富になる中、無機質なもの一色になることを危惧していました。没個性なものに囲まれた生活は、使う喜びや大切にする心が失われ、使い捨てが進み、果ては資源の枯渇へと繋がるからです。

 うーーん!!
 すでに現代生活において現実となっている。
 そうなんです。この考えが安田屋家具店の柱ともなっています。「使う喜びや大切にする心が失われ・・・」今の家具店の主流となりつつある「アウトレット家具」とか「B級家具」とかが氾濫し使い捨て家具が増えていく中で、子供達のモノを大切にする心が失われつつあるのではと四代目も危惧しているんです。

 求められるものは、本物の風格を備えながらも暮らしに良く馴染み、長く大切に使われることです。北海道民芸家具は、職人による手作り感を大切にしながら、現代技術をも取り入れ精度を高めることで、本物を追求する道を選んだのです。誰もが親しみやすく、愛され続ける価値のある家具。柳 宗悦 氏によって提唱され、大原父子に受け継がれた民芸の思想は、今なお「北海道民芸家具」の中に確実に息づいています。

 この「北民(HOKUMIN)」と呼ばれる北海道民芸家具は、クラレインテリアから飛騨・高山に工場がある「飛騨産業」に営業権が移りました。「飛騨産業」の民芸家具部門として、今も北海道の地で創業の精神を守りながら製造をつづけています。民芸の精神と飛騨の匠の精神が融合したのです。

 そして今回ご紹介するのは、とってもスリムで玄関先での置き場所をとらない「スリッパ立て」です。様々な人が行き交う玄関は、その家の大切な顔です。そこに住む人の暮らしや人柄が、短い時間で伝わってしまう凝縮されたインテリア空間なのです。今回ご紹介する「北海道民芸家具」スリッパ立ては、美しい木目の厳格な佇まいながら、迎える心はあくまでも優しく、気品ある手作り感に、訪れる誰もがホッとできる空間にかえてくれる逸品です。

 横幅500×高さ720㎜。そして奥行きはたった140㎜しかありませんので、乱雑になりがちな玄関先のスリッパをスマートに収納します。背裏はでっぱりが無いので壁面にピタリと付けることができるので、じゃまになりません。

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8月 7, 2011 · Posted in 商品紹介, インテリア雑貨  
    

 先日の出荷にて、ただいま安田屋家具店の在庫を切らしておりました「ハンギングチェアー」。

 次回の入荷は8月末頃の予定と、まだまだ入荷してくるのに時間がかかっています。何件も「ハンギングチェアー」在庫のお問合せをいただいておりますが、正確な入荷日をお伝えすることができず大変申し訳ございません。

 そんなヤキモキしている中、工場より連絡が入りました。

 「予約注文を受けていましたハンギングチェアー(ナチュラル色)と専用スタンドのセットが、キャンセルとなりました分が1セットできました」とのこと。待ってましたとの吉報に安田屋家具店の在庫分として「直ぐに送ってください。」と即答です。とりあえず1セットの確保ができました。

 待つこと1週間。本日、「ハンギングチェアー(ナチュラル色)」と「専用スタンド」のセットが入荷してきました。

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8月 8, 2011 · Posted in ハンギングチェアー  
    

 安田屋家具店が立地する岐阜市の食文化は、名古屋の影響を受けています。お味噌汁はやっぱ「赤だし」ですね。そして名古屋メシの定番【 みそかつ 】。名古屋では「矢場トン」が有名ですが、岐阜市にも美味しい【 みそかつ 】のお店があります。一押しなのが、安田屋家具店から歩いて5分ほどにある小さなお店「元祖 みそかつの店 一楽(いちらく)」です。

 創業して53年になり、今は三代目が継いでいます。
 四代目も高校生の頃から通っている店です。
 当時は創業者であるお祖父さんと息子さん夫婦で切り盛りされていました。息子さん夫婦とは今の三代目のご両親ですね。当時の三代目はまだ小学生ではなかったでしょうか。狭い店ですが、昔と変わらない味と懐かしんでいただけるようにがんばっています。お祖父さん、ご両親、そして三代目と親子三代にわたって続けている地元のいつまでも続いて欲しいお店です。カウンター席12席だけの狭くて細長い独特の雰囲気です。奥の席に行くには、手前側に座っている人の後の30cmほどの隙間の通路をカニ歩きで進まないと行けません。ちょっとしたコツがあります。

10何年ぶりの「一楽」のみそかつライス 750円 です。
ランチタイムは、ライス大盛り無料サービス、ご飯おかわり自由です。
大食感にはたまらないお店です。
写真のカツの量が2倍となる「ダブルみそかつライス」は950円。安い!!
高校生だけは、ランチタイムでなくてもいつでもライスおかわり無料サービス。

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8月 13, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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