ハンギングチェアーの底部分は、普段見る機会のない部分です。
 ハンギングチェアーのオリジナルデザインと模倣品の違いは編み方なんです。この普段見ることのない底部分の編み方もずいぶんと違うようです。本物の良い編み方をご覧いただきましょう。安価なハンギングチェアーを見つけたら、この底部分をチェックしてみることをお勧めします。

拡大してみましょう

整然と均等に編みこまれていてきれいです。
内側を見てみると・・・・、

 きれいな円を描いて編み込まれています。
 この均等に編みこまれていることが、耐久性につながります。
 模倣品と比べて若干価格は高めですが、耐久年数を考えるとけっして高い価格ではありません。数年で籐材が切れてしまったり、破けてしまうような模倣品は、購入時は安価ですが、結果的にはかなり高いものにつきます。

先人の知恵 『安物買いの銭失い』

くわばらくわばら

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11月 3, 2011 · Posted in ハンギングチェアー  
    

 リビングでゆったりとくつろいで座る椅子。
 読書をするのにとっても楽な椅子。
 テレビを見るのにとっても楽なリクライニングチェアー。
 そんな7つの『こだわり』を集めて製作した優れもの椅子をご紹介します。

サイズは、横幅580×奥行600~1800×高さ990㎜。

 座高は、4箇所のネジを脱着することによって370、340、370、400㎜の4段階に簡単に変えられます。

 背もたれは、レバー式のリクライニングなので操作がとっても簡単に前後にリクライニングさせることができます。

 リクライニングさせた時に、背もたれと頭部が連動してリクライニングするので、どの姿勢でも”ラク”なんです。

 

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11月 5, 2011 · Posted in リビングルーム  
    

 1970年代に流行したヨーロピアンデザインのクラッシックな応接セットの張替えのご希望がありました。今回お預かりした応接セットは、四国・香川県高松市に工場がある「モリシゲ」が製作した『アトラス』という商品です。当時この商品は、安田屋家具店の大ヒット商品だったそうです。当時からいるスタッフが懐かしんでいました。

 このデザインの応接セットは、モリシゲだけでなく、マルニ、カリモクなどの名だたる家具工場が、同じようなデザインの商品を製作し、競い合っていました。当時は今のように「リビングセット」ではなく、応接間に置かれる「応接セット」と呼んでいました。現在では応接室そのものが家の中から消滅したことによって、家族団らんの時を過ごすリビングルームに置くので「リビングセット」と呼ばれるようになりました。

 当時の応接セットと現在のリビングセットを比べてみると、最大の違いは、横幅、奥行サイズです。とってもコンパクトサイズなんですね。横幅は1800~1900㎜前後、奥行きにいたっては700㎜前後と非常に小ぶりなサイズであったことを実感します。最近のリビングセットは横幅、奥行きともに大きいですからね。お部屋の大きさから考えると、当時のサイズが日本のリビングルームには合っているように最近思います。

 今回ご修理する応接セット「アトラス」は、背・座クッションは取り外しができるようになっています。しかし椅子本体も共生地で総張り仕上げになっていますので、少々張替え費用がかかる構造です。座クッション中身は、かなりのへたり具合なので、新しいウレタンクッション材に取替えなければなりません。背もたれクッション材のへたれはあまり無いようなので、現在のクッション材のを芯にしてその周りを新しいウレタン材を巻いて補充します。肘部部の木部の塗装は、はがれている部分がり、張替え時に行なわないと塗替えができなくなるので同時に塗り替えを行います。

 使用している生地は合成皮革(ビニールレザー)なので、今回も同種類の生地を使用します。生地の色は、お客様のお部屋のイメージを変えたくないとのご希望で現在と同じダークブラウン色にしました。両肘椅子×2、3人掛けソファー×1脚を安田屋家具店専属の張替え職人の工房に持ち込みました。

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11月 7, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

 背もたれが無段階にリクライニングできるテレビチェアーのご紹介です。背もたれ部分が730~1140㎜にレバーで簡単にリクライニングします。ガス式無段階リクライニングを採用していますので、お好きな角度でリクライニングでき、自分にピッタリの角度でおくつろぎ頂けます。座高はロータイプで落ち着いた座り心地です。テレビを見たりするのにとっても楽な椅子なんです。

 肘には雑誌やリモコン、メガネなどの収納に便利なポケットがついています。左右どちらの肘にも取り付けができます。また腰当てや、リクライニングした時の枕にもなるクッションが付いています。

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11月 9, 2011 · Posted in リビングルーム  
    

 座高が280、310、340、370㎜の4段階の高さに調整ができる両肘付高座椅子をご紹介します。高座椅子?? あまり聞かない名前ですね。パーソナルチェアーのことです。それも背もたれが無段階でリクライニングする椅子です。座高はロータイプで落ち着いた座り心地です。テレビを見たりするのにとっても楽な椅子なんです。

 肘には雑誌やリモコン、メガネなどの収納に便利なポケットがついています。左右どちらの肘にも取り付けができます。また腰当てや、リクライニングした時の枕にもなるクッションが付いています。

 背もたれ部分が730~1140㎜にレバーで簡単にリクライニングします。ガス式無段階リクライニングを採用していますので、お好きな角度でリクライニングでき、自分にピッタリの角度でおくつろぎ頂けます。

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11月 11, 2011 · Posted in リビングルーム  
    

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