クローゼット折戸新旧金具表

様々な金具工場がクローゼット折戸用丁番金具を生産しています。住宅建材メーカーのオリジナル金具を生産している工場もあります。クローゼット折れ戸タイプの扉に多く使用されている丁番金具には、こんなマークが刻印されています。

このマークの刻印金具は、第一世代→第二世代→第三世代→第四世代→第五世代と、機能性・耐久性を向上させるために改良が常になされています。そして現在の最新金具は【第六世代】です。

第一世代~第六世代まで改良がなされていますが、クローゼット折れ戸を長くご使用いただくために、金具工場は新しい金具で代替えができるように考えています。

クローゼット折れ戸タイプの扉丁番の問合せが多いので、新旧金具をまとめました。ご自宅の破損金具と同じ形状の金具があれば代替金具がありますので取替え修理が可能です。まずは第一世代金具からご案内します。

この第一世代金具は、松下電工クローゼット丁番【MDE91538】で、1986年~1991年まで使用されていました。

四代目
四代目
第一世代の丁番金具と、第一世代専用代替丁番の違いは二つあります。一つは金具の厚みの違いです。第一世代金具の厚みは5mm。代替金具の厚みは7mm。2mmの違いがあります。扉にあいている円形溝の深さも2mm違います。

そのため第一世代金具をはめ入れる扉にあいている円形溝に、代替金具をはめ入れると金具と扉表面との間に2mmの隙間が生じます。金具と扉表面が密着していないと支障が生じます。そのため2mmの隙間を埋める黒色樹脂製のスペーサー部材を取付けてある「第一世代専用の代替金具」となります。

四代目
四代目
詳しくは下記の記事をご覧ください。

第一世代クローゼット丁番

もう一つの違いは何ですか?
四代目
四代目
金具を取付けるネジ位置が大きく変わります。第一世代丁番の取付ネジ位置は、扉にあいている円形溝の内側となります。第一世代専用代替丁番の取付ネジ位置は、円形溝の外側となります。通常この部分の扉内部には必ず芯材が入っている箇所なので、ネジは確実に効きます。

第一世帯゛専用代替丁番の形状、取付ネジ位置は大きく変わりますが、扉にあいている円形溝に丁番をはめ入れてネジ止めを行うだけの作業なので簡単に取替えができます。

第一世代専用代替金具をご紹介します。この下をご覧ください。

 

 

四代目
四代目
第二世代、第三世代、第四世代、第五世代の丁番金具に関しては下記をご覧ください。

四代目
四代目
扉に円形溝が彫られていない、扉表面に直接丁番金具を取付ける「直付けタイプ丁番」をご案内いたします。

四代目
四代目
上記写真のいずれの形状とも違う場合、写真を安田屋家具店へメールで送ってください。お探しします。尚、場合によっては金具現物を送って頂く必要があります。お気軽にご相談ください。
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