F様から今は無き東京にあった家具メーカー【コスガ】の食堂椅子「1085DC」の背面籐シートと座面の張替相談がありました。

40年ほど前まで東京の「コスガ」、愛知の「カリモク」、広島の「マルニ」が日本三大家具メーカーでした。

【コスガ】は2008年に廃業したのですが、ネット検索すると2009年に創業家のご子息が「コスガの家具」という新会社を立ち上げ、現在も営業しているようです。

F様からのご相談
コスガのダイニングチェア「1085DC」の背面、座面の修理ができるところを探していたところ、安田屋家具店HPをみつけました。私共が所有しているダイニングチェアは、40年前に購入したものです。

経年劣化のため、籐の背面は破れ、座面のクッションは角が擦り切れ、へたっております。(座面は一度だけ張り替えたことあり。コスガが大阪に営業拠点を持っていた時代)

イマドキの新しいチェアに買い替えすることも検討してみたのですが、コスガならではの高品質チェアをいとも簡単に廃棄するなんて・・・と抵抗感もあり、修理の道を探ってました。

そんなおりに安田屋家具店さんを見つけました。
HPの内容を読むと、「1085DC」の修理経験も豊富でいらっしゃり、より良い修理方法もご提案なさってることを知り、ぜひお願いしたいと思いメールしました。

お勧めなさってる、「五分カゴメ編み籐シート材、無着色、無塗装の生地仕上げ」で背面を張り替えと座面張替を4脚お願いした場合おいくらになるのか、今一度お教えいただけないでしょうか。お忙しいところ恐れ入りますが、どうかよろしくお願いいたします。

安田屋家具店からの返信

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6月 2, 2024 · Posted in 椅子張替え  
    

40年近く前に東京晴海国際見本市会場で開催された「東京国際家具見本市」に出品された飛騨・高山に工場がある「飛騨産業」の家具シリーズ、【プロヴィンシャル】シリーズ。飛騨の匠の技術と言いながら、家具の大量生産を行っていた当時、一人前の家具職人を育てるために、イギリスカントリーデザインを忠実に復刻する昔ながらの本物の家具を作る試みが行われたのが【プロヴィンシャル】シリーズです。

販売目的を主にしていなかったので、当時としてはとても高額な家具でした。

三代目「鉄郎」が、当時「東京国際家具見本市」で【プロヴィンシャル】シリーズを見て、その家具作りにほれ込み、安田屋家具店の展示商品として仕入れ、それから40年近くにわたって、今でも展示販売している家具です。

今回ご紹介するのは、30年ほど前に婚礼家具の一つとして購入いただきました「ラダーバックチェアー」の座面張替のお問い合わせです。

T様からのお問い合わせ
安田屋家具店にて、お嫁入りの時に購入ささて頂きました。30年近く使用させて頂いてますが、座り心地が素晴らしく、今もお気に入りです。椅子は2脚あります。 1脚は、座面の裏の網の状態は、それほど悪くありません。 2脚目は座面の裏の網も敗れてしまったので、裏から革を接着して直してしまったのですが、たるみが取れません。これからも大切にできればと思っています。2脚、それぞれのお見積をどうぞよろしくお願いいたします。

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6月 4, 2024 · Posted in 椅子張替え  
    

S様からのご相談
欅箪笥の取手ですが、購入後に自分で取り替えることはできますか。まだ壊れてはいないのですが古い箪笥なので壊れた時のために購入しようと思います。

安田屋家具店からの返信
それほど難しい作業ではありません。取付ナットを締め付けるためのペンチやラジオペンチがあれば簡単に取り付けできます。取替作業方法を金具に同梱してお送りします。

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6月 6, 2024 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

先日「飛鳥民芸」の刻印があるケヤキたんすの取手金具をお送りしたS様からご質問がありました。

S様からのご質問
注文して直ぐに届きました。ありがとうございます。  速くてびっくりです。 特に問題ないのですが、一つだけ単なる質問です。(クレームではありませんのでお気を悪くされませんように。) 我が家の箪笥の既存のものは艶があるのですが、届いたものは艶消しのもので、そもそも違う製品なのでしょうか。

安田屋家具店からの返信
金具のツヤの違いですが、破損した飛鳥民芸たんすが採用していた金具と、今回お送りした金具の生産地、材質、工場が異なります。オリジナル金具は、今回お送りした「日本国産」金具です。

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6月 8, 2024 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

2022年6月に誕生した初孫が、アッという間に2歳の誕生日を迎えました。

すくすくと成長し、いつの間にか大きくなってました。

今年3月に誕生した二人目の孫(生後1.5ヶ月)と比べるとこんなにも違います。

孫が成長すると四代目は老いていくわけで複雑な気持ちです。二人とも健やかに成長することを祈ります。孫に幸あれ。

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6月 10, 2024 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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