デンマークの家具デザイナー「ハンス・J・ウェグナー」がデザインし、昭和25年以降、世界で推定70万脚以上を販売したとされる代表作「Yチェア」のジェネリック商品をお探しになられて、安田屋家具店にご来店されました。

つい最近まで、安田屋家具店でも「Yチェア」のジェネリック商品、いわゆる版権等が切れたためにリプロダクトしていた商品を取り扱っておりましたが・・・・・。

製造元の家具メーカー「カール・ハンセン&サン」(デンマーク)の日本法人「カール・ハンセン&サン ジャパン」が、背板がY字形にデザインされた椅子「Yチェア」の立体商標登録を認めなかった特許庁の審決取り消しを求めた訴訟の判決が2011年6月に知財高裁でありました。

日本法人「カール・ハンセン&サン ジャパン」によると、Yチェアは全世界で70万脚以上を販売。同社は日本で「Yチェア」の名称を商標登録し、その後中国製の模倣品が出回ったため、2008年2月に立体商標の登録を出願したが特許庁は「他社の商品と識別できない」と登録を認めなかったそうです。

今回の裁判で飯村裁判長は「ほぼ半円形に形成された1本の曲げ木が用いられ、背もたれ部はY字またはV字のような形をするなど、特徴的な形状を有し、他社商品と識別することができる。約60年にわたって特徴的な形を変えずに販売され、一般に広く知られている」と指摘。発売開始以降、ほぼ同一の形状を維持しており、日本で最も売れている輸入いすの一つとして雑誌で紹介されていることなどから、「自他商品識別力がある」として立体商標を認め、審決を取り消す判決内容でした。

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5月 1, 2012 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

5月3日はゴールデンウィーク第二段目の連休初日です。今年は木曜日でした。岐阜市の中心商店街である柳ヶ瀬を見ると・・・・、

ガラーンと人通りが全くありません。
柳ヶ瀬のアーケードを通り越して、平和通り、さらには西柳ヶ瀬まで見通せます。

安田屋家具店が立地する美殿町通りを見てみると・・・・、

やはり人通りはありません。
さらに美殿町多くの店舗の定休日が木曜日なので、シャッターが閉まったままの定休日のお店が大半です。

そんな中、安田屋家具店は連休中も休まず営業しています。といっても四代目が一人で仕事しています。普段溜まった仕事をこの際片付けてしまおうと思ったのです。さらには美殿町の賑わいになればと、大きなシャッターを開けました。

しかし美殿町は変わった商店街です。
25年ほど前に四代目は、修行先である横浜は関内、伊勢崎町に立地していた「双葉家具」から美殿町の安田屋家具店に戻った当時、美殿町の大半の店舗の考えは「たとえ連休中でも祭日でも木曜日であれば休みは休み。定休日なんです」ということで、連休中でも、祭日であってもその日が木曜日であれば店を開けません。このことがとっても不思議でした。

修行先の「双葉家具」宮道兵吉社長の教えで「商売人は、お客様が休みの日は稼ぎ時なんだよ。お客様と同じ日に休むなんて商売人にあるまじき行為です」なんてみっちりと叩き込まれましたから、そんな考えで美殿町に戻ったときに休みの日は休みということがまったく理解できませんでした。

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5月 3, 2012 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

ハンギングEggチェアー(ブラック色)ですが、当初予定よりも入荷が遅れております。

5月中旬頃の入荷予定でしたが、製作中にトラブルが発生したようです。トラブルの内容とは・・・・、

ハンギングEggチェアー(ブラック色)の籐材は、もともとナチュラル色です。それをブラック色にしてから、ハンギングEggチェアー本体を編み込んでいきます。しかしハンギングEggチェアーに使用する籐材は通常の着色塗装ができません。塗装を吹き付けてもはじいてしまうのです。

そのため籐材を塗装ではなく、染付けを行なわなければなりません。その染付け過程で今回大きなトラブルが発生してしまったようです。いつものように均一なブラック色になるはずが、斑に染まってしまい、さらに色もブラック色ではなく、グレー色になってしまったようです。工場に確認しても原因がはっはきりわかりません。何が原因なのかをインドネシアの工場は、はっきり説明をしないようなんです。日本の営業窓口も困り果てていました。

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5月 5, 2012 · Posted in ハンギングチェアー  
    

お客様宅へ家具の配達に行ったときの光景です。
家具の納品を終えて、お客様宅から外に出て何気なく見た視線の先には・・・・・・、

死んでいるかのように、地面に横たわって目を閉じて爆睡中の犬がいた。そっーと近づいていっても起きない。デジカメを持っていなかったので携帯電話のカメラで激写です。目を覚ます前に急いで望遠で撮影したのでピントが合っていませんね。すみません。

全然起きる気配がないので、そぉーと近づいて近距離からパシャと激写。

さすがに「カシャッ」というシャッター音で、「なんだぁー」てな顔で起きちゃいました。そのご、しばらく物陰から観察しましたが、人の気配を察知し、警戒して起きてしまいました。『春眠暁をおぼえず』のワン君でした。陽気なゴールデンウイークの一こまでした。

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5月 7, 2012 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

今年の夏、安田屋家具店が立地する美殿町のすぐお隣、柳ヶ瀬入口の空き店舗を使用しておもしろい事が始まるそうです。5月1日の岐阜新聞、6日の中日新聞にその記事が掲載されていました。

昨年まで大衆演劇「葵好太郎」一座の劇場として使用していた『豊富座』を使用して、な、な、なんと【お化け屋敷】を開くんですって。7月から約2ヶ月間の期間限定とはいえ、街中にお化け屋敷ができるなんて全国的にもめずらしいんじゃないでしょうか。

企画・運営するのは、岐阜市内の若手経営者ら4人とありましたが、皆四代目の知人です。若手といっても五十路の面々なんですが、世間的には若手になっています。さらに皆、岐阜青年会議所のOBです。新聞の写真には、とてもユニークなキャラの持ち主である吉村さんと、老舗料亭の平井さんが掲載されてました。

東日本大震災後に住いを千葉県から岐阜市に移されたオカルト作家「山口敏太郎」さんをプロデューサーに迎えて、妖怪居酒屋やお化けライブなどの妖怪を生かした様々なイベントが開催されるようです。

何でも聞いたところでは、総予算800万円だそうです。岐阜市や岐阜県、さらには空き店舗が立地している岐阜市中心商店街である柳ヶ瀬商店街に【お化け屋敷】事業への助成ができないか説明をしたそうですが、なかなか理解が得られず遅々と計画が進まないので、自分達で資金を出し合い【お化け屋敷】事業を開催することにしたそうです。お役人さんにはこの【お化け屋敷】事業による街の賑わい創出の絵が思い描けないのでしょうね。柳ヶ瀬商店街は、役員の老害が原因で【お化け屋敷】事業のワクワク感が思い描けないのでしょうね。困ったもんです。

岐阜市は都市伝説である「口裂け女」発祥地です。それを取り入れた【お化け屋敷】事業、思っただけでもワクワク、ゾクゾクしますね。どんなイベントでも、開催する側が「楽しい・おもしろい」ってまず思わなければ、お客さんに伝わりません。その点、主催者の吉村さん達のJCOBであれば、世間から見ればくだらない遊びを、いかに楽しくさせるか真剣に考えますし、実行力、行動力が伴っていますので、おもしろくならないはずはありません。

安田屋家具店が立地する美殿町は、全面的に応援します。大きな金額での支援はできませんが、入場券購入・配布など、できる限り支援していきます。岐阜市が2ヶ月間おもしろい街になるのを願っています。

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5月 11, 2012 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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