安田屋家具店が立地する美殿町通りでは、10年ほど前から廃業→空き家→解体→更地→コインパーキング現象が進んでいます。かつて商店街内に駐車場が欲しいと考えていた時代から、現在は3か所のコインパーキング、合計11台駐車できます。

そして今回、終戦後に建てられた2階建ての雰囲気の良い民家が、とうとう解体されることとなりました。

すでに大家さんは高齢となり、名古屋市内のご子息と一緒に生活されていて、空き家状態となっていました。

何とかこの民家を活用したいと四代目は思い、ある日美殿町に来ていた大家さんと出会った時に、賃貸できないか相談したことがありました。その時建物内部をすべて見させてもらいましたが、リノベーションすればまだまだ利用できるし、面白い使い方ができると直感したんですがね。借主は直ぐに見つけられることも自信はあったんですけどね。

大家さん曰く、いずれこの建物は何らかの方法で始末する時がきます。その始末を子供や孫にしてもらうのは申し訳ないと思う。体力的にも金銭的にも今ならやれる。年数がたつごとに自分で始末できなくなるので、自分の代で始末することに決めた。

そしてその始末は建物解体です。
2023年6月21日から解体作業が始まりました。

更地になった後は、左隣のコインパーキングが拡大するのでしょうか。解体後の使い道が気になる所です。

美殿町商店街では、同じような理由による解体されるのではないかという空き家が数件あります。商店街にコインパーキングばかり増えても困りますし、かといって買い上げるだけの資金はありませんし、ただただ見守るしかないのでしょうか。歯がゆい事態です。

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7月 5, 2023 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

安田屋家具店が立地している美殿町の入り口にある「日本タクシー乗場」が、今日から解体工事に入ります。工事前の養生としてパイプの足場を組む作業が始まりました。

ずっと美殿町春祭、美殿町ガス灯夏祭、美殿町秋祭イベントの時には、出店者ブース位置としても利用させていただき、またイベント備品の一時保管場所としても利用させていただいた建物でした。今日から取り壊しになるということは、10月2日(日)・3日(日)の二日間開催する【 第13回 美殿町秋祭 キモノマーケット 】時には更地になっているのでしょうね。美殿町の玄関先でもある場所が更地のままでは・・・。

この建物はかなり古くて、壁や天井材がボロボロ落ちてきて、ちょっと危ない箇所もありましたので、解体するのはやむをえないのでしょうね。工事中に今まで塞いであったところが取外され、何十年ぶりかに階段が現れました。

板で塞いであった階段入口

何十年ぶりに現れた階段

後世のために、取り壊す前の「日本タクシー乗場」の写真を撮っておきました。
ちなみにいつも見慣れていた場所が取り壊されると、人間の記憶はいい加減なものでそこが舞えどんなんだったかを忘れてしまいますよね。そのための記録として一昨日に写真を撮っておいたのです。

乗場全体を合成して見ました。

ちなみに解体工事を行うのは、四代目の友人「後藤」さんが社長の「株式会社 丸萬後藤興業」さんです。

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9月 13, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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