先日、ATMコーナーで1万円札を千円札に両替した結果、千円札1枚が明細書ゴミ箱に入ってしまったアンビリーバボーな出来事になってしまった四代目の千円札奪還の顛末を報告します。
ここですよ、ここ。こんな穴にヒラヒラと舞い落ちる千円札が入るなんて考えられませんよねぇ。
この小さく開いた明細書ゴミ投入口に千円札が偶然にも入ってしまうなんて・・・・ねねぇーー!!! しかし現実は、ゴミ箱の中に千円札があります。投入口にデジカメを入れて撮影してみました。ちゃんと千円札が写っています。
これを取り出さないとなりません。今日は土曜日で十六銀行の行員さんはいません。と知りつつも、入口横のインターホンを何度も押してみます。当然、だれの応答もありません。 ATM横の連絡インターホンを利用と考えたものの、センターにつながるだけで、直ぐに解決にはならないと考えた四代目は、「鳥もち」作戦を行なうのでした。 すぐに安田屋家具店にもどり、太めの針金を探し、その先端に梱包用のセロテープの粘着部分を表面にして取り付け、ATMコーナーに行き、ゴミ投入口に先ほどの針金を差し入れて、先端の粘着部分を千円札にくっつけます。
うまく千円札がくっつきました。そっと針金を取り出そうとした瞬間、針金の先端から千円札がくっついた粘着テープが外れてしまいました。し、し、しまった。
すぐさま安田屋家具店にもどり、もう一度針金の先端にガムテープを取り付け、今度は外れないようにしっかりと針金に固定します。店内で実際の千円札を使って実験したところ、目論見どおり、実験成功。 またまたATMコーナーに向かい、ゴミ投入口に針金を差し入れて、千円札に粘着部分を押し当てます。うまくくっついたようなので、引き上げるとゴミ箱の中箱が持ち上がります。?????。もう一度試すものの、千円札と一緒に中箱も持ち上がり、千円札が取り出せません。
よーくみて見ると、最初に行ない外れてしまったテープが、千円札をくっつけたまま中箱にもくっついているようです。最悪な事態となってしまいました。 何度も試すもできません。 困った。
それにしてもこの四代目の行為、はたから見たら怪しい行為そのものです。ATM荒らしのような行為にも見て取れます。監視カメラにはさぞかし不審人物として映っていることでしょう。そんなことを思っていたら、他の利用客が入ってきたので、ゴミ投入口から針金を取り出して退散です。この人にも不審人物と見られたことでしょう。警察沙汰にならないよう「鳥もち」作戦は中止です。
ATMコーナーは夜9時までの営業。であれば9時に来れば、誰かがATMコーナーのシャッターを降ろす操作に来るはずだから、その時に事情を話して、ゴミ箱から千円札を取り出してもらおうと考えた。閉店後、家に戻り、夕食を食べてしばらくした後、8時55分にATMコーナーに行った。さぁ、ここで誰かが来れば問題解決。
期待に胸を膨らませ待っているが、誰も来る気配がない。そんなことないだろうと思いつつ9時になった。 誰もシャッターを降ろしに来る気配がまったくない。 9時2分、ピーピーピーという電子音と共に、静かにシャッターが降りはじめた。 えっ、無人操作なわけ。 遠隔操作してるってことですか。 がっくりと肩を落とした四代目はトボトボと自宅に帰るしかありませんでした。
翌日の14日日曜日。
この日も柳ヶ瀬支店の行員さんは誰もいません。 なくなっているかもしれないと、ゴミ投入口を見ると、まだ千円札がありました。よかった。 もうここまで来たら、明日15日の月曜日、窓口が始まる朝9時に行って、事情を説明して取り出してもらうしかありません。その時になかったらなかったであきらめるしかありません。 たかが千円札、されど千円札です。
十六銀行 柳ヶ瀬支店さん、信じてますよ。