安田屋家具店もインターネットショップを展開しているので人事ではない話の続きです。今回も写真はありません。
四代目がどうしても欲しい商品は、数ヶ月前に生産中止となった商品。楽天内のショップで注文するも在庫がないと連絡があり、注文キャンセルとなってしまった。あきらめきれずさらに検索をする四代目。ネットサーフィンをすることしばし。またまた欲しい商品を販売しているショップを発見。今回も楽天に出店しているショップだった。小さいショップの方が販売数量が少ないから在庫が残っていたのだろうか。いずれにしても直ぐに発注、発注。
注文を承ったと自動メールがちゃんと届いた。やっと購入することができたかな。しばらくして注文したショップからメールが届いた。えっ!!
この度は○○楽天ショップをご利用いただきまして誠にありがとうございます。担当のMです。ご注文いただきました商品ですがメーカー在庫切れでした。誠に申し訳ございません。メーカーの倉庫内も探してもらいましたが御用意できませんでした。在庫状況がページに反映されておらず大変ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ありませんが、当店の責任(在庫切れ)においてご注文のキャンセル処理をさせていただきます。
カードでお買い上げのお客様につきましては、発送しておりませんので引落しは発生致しません。何卒ご理解の上、ご了承ください。ご不明な点などございましたらお気軽にご連絡ください。
2度目のグワァーン!! 生産中止してから数ヶ月。やっぱりどこにも在庫は残っていないんだ。注文した商品ページを見に行くと、注文するときまでは「在庫あり」になってい箇所が、「在庫切れ」に変わっていた。
うーーーーん。あきらめきれんなぁー。どうしても欲しいなぁー。と一日もやもやとしている四代目に先ほどのショップからまたまたメールが届いた。
先程、ご注文頂きました商品の在庫をメーカーに確認をしましたところ完売と返事がありましたので、在庫切れのお詫びのご連絡とキャンセル処理をさせて頂きました。しかし、直後にメーカーより再度連絡がありまして、2本のみ在庫が用意出来たとの事でした。キャンセル処理をしてしまいましたので、大変お手数ではございますが再度楽天ショップの商品ページからご注文頂けませんでしょうか。何卒、宜しくお願い致します。
おっおっおーーー。
なんと親切なショップだろうか。わざわざ連絡してくれた。うれしい。直ぐにもう一度商品ページを見に行くと「在庫2」になっていた。他の人に購入される前に買わなくっちゃ。すぐに2個発注。自動メールも届いたので、急いでコンビニで商品代金を振り込む。後は届くのを待つだけです。
さて今回の話、ネットショップの落し穴がここにあります。
注文時に閲覧した楽天内の商品ページはすでに削除されていた。また検索でヒットしたページでは「商品完売」と書き換えられていた。つまり四代目が注文したので、お店の人が在庫がないってことに気がついたんです。四代目の注文がなかったら在庫がないってことにずっと気がつかないまま、商品在庫がないのに「在庫あり」という商品ページが存在したままになるんです。
お客様の注文が、ネットショップにとっては在庫の有無を確認して、在庫管理に反映させる手段となっているわけです。本来であればショップの人間がやらなければならない在庫管理を、お客様が代わりにしてあげているようなもんですね。実店舗では決して起きないことなんですが、安田屋家具店も気をつけなければ・・・、そう思う四代目でした。
とこの記事を書いている最中、安田屋家具店ネットショップ「ぎふ楽市楽座」に注文が入った。注文内容を見てみると・・・・、別の意味でグワァーン!!、数日前に実店舗で行った「初売りセール」で完売した商品だった。工場に在庫の確認を取るものの在庫はなし。次回の入荷日は未定とのこと。直ぐにお客様にお詫びのご連絡。クレジットカード支払だったので、運営会社にキャンセル処理連絡を入れた。
し、し、しまったぁーー。
人のことを書き込んでいる場合ではなかった。そんな時間があったら在庫管理に振り向けるべきだと猛省。お客様誠に申し訳ございませんでした。深く反省いたします。
ネットショップのみの運営で、在庫を持っている商品だけの販売であれば簡単に在庫管理は出来るのですが、多くのネットショップは在庫を持たず、注文が入った時点で仕入れる体制だと思うので、今回のような事例は日々毎日起きていることでしょう。
さらに安田屋家具店のように実店舗での併売も行っていると、在庫数の変更にタイムラグが出てしまいご迷惑をおかけすることになっている。何か良い方法を考えないといけません。しばらく試行錯誤が続きます。