2月4日に湯河原で開催された「商連かながわ」様の「平成26年度情報交流会及び地域交流会」に街づくりの講師として招かれた四代目の「まちでつくるビル」に関する1時間20分の講演もつつがなく終了。その後10分ほど「みとのまちハロウィン」についてや「空きビル活用について」などの質疑応答が行われたのでした。
四代目の講演会も全て無事終了した後、「商連かながわ」様の情報交流会があり、川崎市で行われている取り組みに興味を示した四代目は、美殿町にも取り入れられないかと考えるのでした。どんな場所であっても、どんな機会であっても常にアンテナを張り巡らせておくことは重要ですね。
川崎市の取り組みとは、街路灯に取り付けたフラッグを「街路灯バナー広告」として3ヶ月単位で貸し出すという事例でした。街路灯1本1ヶ月単位2,000円~5,000円ほどの広告代収入を商店街が得るというものでした。岐阜県や岐阜市のガイドラインなどを調査しないとなぁーと思う四代目でした。
情報交流会が午後4時30分に終了。午後6時から地域交流会が始まるまでしばし休憩タイム。各自それぞれの客室へ休憩に向かわれました。四代目も「商連かながわ」様がご用意していただいた416号室に直行。
1時間30分も時間があるので、湯河原といえばもちろん温泉。すぐに浴衣に着替えて露天風呂に向かったのでした。講演会後の露天風呂は極楽、極楽です。「商連かながわ」様、ありがとうございます。
のんびりとゆったりと露天風呂につかった四代目はすっかりリラックスしたものの、講師としての立場もあるので浴衣っていう訳には行かないと思い、服に着替えて地域交流会場に向かったのでした。会場は、な、な、なんと畳敷きの大広間。
豪華なお食事も用意されていました。
「鷲見先生こちらへ」とまたもや先生と呼ばれてしまった四代目は、しずしずと案内された席に着いたのでした。そこはなんと・・・・。
「商連かながわ」の会長席の隣、上座の真ん中です。いやぁーーー、恐れ多いことです。
温泉上がりのリラックスした参加者の皆さんは浴衣姿で三々五々集まってこられました。地域交流会が始まると・・・、湯河原芸者の皆さんがズラズラッとご入場。乾杯の後、ご歓談タイムと也、その内余興のカラオケ、マジックなど、芸達者な会員の方々が壇上で披露されました。
ずっと以前に岐阜の芸者さんで中国出身の方がいたことをお伝えしましたが、今回の湯河原では日本語が達者なペルー出身の芸者さんがいました。花柳界も国際化が進んでいます。人手不足なんでしょうかね。
地域交流会中は、四代目のお隣に座られていた横浜市六角橋商店街の石川会長と、四代目にとって懐かしい横浜の話なとをしていました。さらに次から次へとご挨拶に四代目の前に来られ、商店街活動についてや講演会の内容についての話をされました。
聴神経腫瘍手術で右耳がまったく聞こえない四代目は、ざわついた会場の中で必死に皆様の話を聞くために左耳に手を添えて、さらに集中してずっと聞いていましたので、緊張感もありどんなにビールを飲んでも酔いが回りませんでした。
片耳しか聞こえないと、いやー、ホント疲れます。普段はあまり何回も聞き返すのが嫌になるので、会話内容が聞き取れなかった場合「そうですね」とか「なーるほど」と相槌をうってしまうのですが、今回ばかりは講師として招かれた立場なのでそんないい加減なことができません。
3時間ほど続いた地域交流会が終わると、役員の方と一緒に六角橋商店街の石川会長の部屋に集まり、商店街活動について熱い熱い話をさらに1時間ほど行ったのでした。役員の中には相模原JC理事長経験者の方や、伊勢原市市議会義長様などがおられ、恐縮しまくりの四代目でした。
熱くお互いの商店街について語り合った後、二次会もお開きとなりました。四代目は一人露天風呂に向かったのでした。誰もいない露天風呂に一人つかりながら、貴重な体験をした長い一日を振り返ったのでした。
明日は木曜日。安田屋家具店の定休日なので、熱海でも散策して帰ろうと考えたのですが、天気予報では南岸低気圧の影響で明日は積雪とのこと。早めに帰ったほうがよいものか、思案のしどころです。
翌日朝起きると湯河原は雨でした。でも山は白い雪化粧をしていました。午後から雪になるとのことで、朝食後早々に熱海へ向かったのでした。
熱海は雨。 傘を持っていない四代目は、熱海のアーケードのある商店街を散策して、和菓子の「一楽」で大納言ぜんざいと珈琲ゼリーをお土産として購入し、お昼前に新幹線で岐阜へと帰路についたのでした。
こうして四代目が講師となった講演会は終了したのでした。
どういうわけか「まちでつくるビル」の話を聞きたいという商店街の方からの問い合わせがまたまたあり、2月18日は富山国際会議場で午後7時から講演をすることとなりました。夜7時からの講演会なので岐阜に戻れそうにありません。富山市内で1泊です。ありがたいことに講演翌日はまたもや木曜日。
次回は富山市内の商店街を散策して、日本海の新鮮な味を堪能して来ようかと思いをはせる四代目でした。
「まちでつくるビル」の事例が、他の商店街の空き物件活用の役に立つことができればありがたいことです。美殿町商店街もますますがんばって前に進まないとなりません。今年もいそがしくなりますね、これは・・・・。よっ!!、四代目!!