安田屋家具店の決算月である2月。
使用している会計ソフト「会計王15」(ソリマチ)で、毎年のように決算を行うためにチェックしていたところ、元帳の数字と合計残高試算表の数字が合わない項目を見つけた。何の仕訳もしていないのにある項目の2月に300円が自動的に入ってしまうために、元帳と合計残高試算表が合わないのである。
サポート費用を支払っていないので、なんとしても四代目自身で解決しないとならないため、あれやこれやと調べて試すも全てダメでした。困り果てた四代目は、ソリマチに問い合わせたのでした。サポート費用を支払っていない購入者に返信してくれるのかと不安を持っていたが、さすが会計ソフトNo.1の実績がある、信頼高いソリマチです。
現在サポートのご契約がございませんので、ご登録・ご契約窓口担当からのご案内となりますこと、ご了承ください。ということで、ご登録・ご契約窓口担当のKさんから返信メールが届いたのでした。そしてなんと解決方法がそこには書かれていたのでした。
2月の元帳に雑収入の300円が無いにもかかわらず、試算表の2月に集計される場合にはデータ自体に何か問題が発生している事が考えられます。その場合、バックアップをとり、新規に復元することで従来の「データ再集計」と同等の処理を行います。
早速、解決方法を試す四代目。
しかし直ぐに試すのではなく、万万万が一に備えて、二重、三重に保険を作っておこうと考えたのです。まず「会計王15」「販売王15」のデーターバックアップを行います。さらにそのバックアップデーターをCDに焼付け、さらにさらにフラッシュメモリーにも記憶させたのでした。
さらにバックアップデーターを復元した時に何かが起きて、パソコンそのものが元に戻らなくなっては一大事なので、ハードディスクのクローンを作っておくこともしたのでした。クローンハードディスク作成は、以前購入していた「MARSHAL」製のクローンHDDスタンドを使用すれば簡単にボタン一つ押すだけで、まったく同じ内容のハードディスクを作ることが出来る優れものです。
パソコン内部から現在使用しているハードディスクを取り出し、同じ容量の別のハードディスクを用意してクローンHDDにセット。セットする場所を間違えるとすべてが白紙になってしまう最悪な事態となるので、何回もセット場所を確認。そしてボタンを2回押す。クローン製作がスタートした。
ここまで保険を作っておけば、どんなトラブルが起きようとも、元に戻すことができるので安心です。さあ、本題に取り掛かろう。
元のハードディスクをパソコン内部に戻して立ち上げます。そしてマニュアル本を片手に「会計王15」の「ファイル」→「データ復元」を開きます
復元元ファイルの[参照]ボタンをクリックします。
バックアップデータの保存先を選択します。
復元先の[参照]ボタンをクリックし、復元方法を選択します。今回はデーターの保存場所がわかりやすいように「既存会社内に追加する」にしました。そのため復元先指定では、追加したい事業所データをクリックし、画面下の〔既存の事業所内に追加する〕を選択します。
データ復元画面に戻るので、画面下の[OK]をクリックします。「ファイルを復元します」メッセージが表示されるので、[OK]をクリックすると、復元が開始されました。
復元が完了すると「正常に終了しました」メッセージが出るので、[はい]を選択します。「データ選択」画面が表示されるので、復元したデータを選択する。
待つこと1分。
さぁ、どうなるか。不具合は解消されているのか。気になるところです。
元帳と合計残高試算表を確認しています。
おっおっおーーーー!!
元帳と合計残高試算表の数字がちゃんと合っています。同じ数字です。不具合が解消されました。わけのわからない300円はなくなっていました。よかったぁーー。
ソリマチさん、ありがとうございます。
「会計王15」を選んでよかった。これからもよろしくお願いしますね。