TOPページ » 四代目のつぶやき » この記事

膳戸棚リフォーム4

今日は晴天で温かかったので、洗濯と木部補修を終えた膳戸棚を安田屋家具店の倉庫に運び込み、オイル塗装仕上げを行うことにしました。

s-IMG_4251

s-IMG_4252

使用するオイル塗装材はドイツ製のオスモという植物性オイル塗装材です。かなり濃い色のこげ茶色が良いと判断した四代目は、数ある色の中から「オスモカラー ウッドワックス #3161エボニー色」 [半透明着色1分ツヤ]を選択したのでした。

塗装作業時は、どんなに細心の注意を払っても塗料が服についてしまいます。そのため汚れても良い服に着替えることが必要となります。またエプロン着用も必須ですね。

オイル塗装仕上げはそれほど難しい作業ではありません。特にオスモカラーの場合、1回塗りで仕上がりますし、塗料の伸びもいいのです。

s-IMG_4256

まずは刷毛にオイル塗装材を含ませ、家具に塗り広げます。村が内容に塗り広げることが必要です。また一気にすべての面を塗るのではなく、正面、右側面、左側面と分けて塗ります。

今回は膳戸棚の下台の右側面から作業を始めた四代目です。 オイル塗装材を右側面に塗り広げた後しばらくして、布地でオイルをふき取ります。余分なオイルをふき取ることが必要です。

s-IMG_4257

同じ作業を左側面に行います。最後に正面部分を行います。これでまずは下台の完成です。ここまでに約2時間かかりました。

思ったよりきれいに仕上がりました。木地状態時に出ていた色の濃淡もほとんど目立たないばかりか、アンティーク家具としての重厚な雰囲気をかもし出しています。

s-IMG_4258

さあ、休憩の後、上台の作業を行って塗装作業を完成させます。今回は膳戸棚の内部は木地の状態とします。そのため外回りだけの塗装作業となりました。すべての塗装を終えた後は、12時間以上かけて乾燥させます。

明日には新品同様によみがえった膳戸棚をご覧いただけます。四代目も楽しみであります。

膳戸棚や桐たんす、帳場タンス、塗りタンスなどの古民家具のリフォームをお考えのお客様は、ぜひ一度安田屋家具店にご相談下さい。

ご遠方のお客様は、リフォームされる家具の写真とサイズを安田屋家具店にメールでお送り下さい。確認次第お見積させていただきます。

岐阜市近郊のお客様はメール、電話にてご連絡いただければ四代目がお伺いして家具を確認、または一旦お預かりしてリフォーム費用をお見積させていただきます。

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
2月 2, 2016 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

Comments

Leave a Reply

Verified by MonsterInsights