安田屋家具店

明日の３月７日 月曜日 次女が通う「岐阜市立梅林中学校」の卒業式が行われる。今年度PTA会長の四代目は、PTA会長挨拶の大役をしなくてはなりません。緊張しています。だって次女は卒業生として会場にいるわけですから。

昨日５日 土曜日にはすでに卒業式会場は整然と設営が完了していました。

PTA卒業記念品授与も行わなければならないので、その登壇から記念品授与、降壇までの一連の動きを確認してきました。 会場後方からの風景です。

最前列が卒業生である３年生の席。
その後の教室で使用している木製の椅子が在校生である２年生、１年生の席。そして一番後ろが卒業生の親である保護者席となっています。

正面向かって右端が、自治会連合会長などのご来賓席と、その後ろがPTA役員席。四代目の席は壇上に一番近いPTA席の一番前です。正面向かって左端には校長先生らの教職員の席です。誰もいない会場なのに緊張してしまいます。

今年度予算で購入した今年の卒業生が初めて歩くレッドカーペットが、会場中央に敷かれています。壇上には「卒業授与式」の看板と国旗、岐阜市旗、校章旗。そしてPTA会長挨拶を行う演台が重々しく置かれています。

四代目は演壇に上がり、PTA会長挨拶をする時にどんな光景が見えるのか事前に体験しておきました。今は誰もいないけれど、当日は厳粛な雰囲気の中、約５５０人前後の人が会場内に座っているわけです。

緊張しすぎてPTA会長挨拶文を忘れてしまったりしないか不安になってきました。ちょっと試しに小声でPTA会長挨拶をしてみました。大丈夫かなぁー・・・・。 演台のすぐ下から見てみます。この写真の中央に四代目が立ち、卒業生、ご来賓、教職員、保護者の皆さんに向けて挨拶をするわけです。

子供のときに見た大人の挨拶は、背広の内ポケットから和紙に包まれた物を取り出し、包みを開いて折りたたまれた用紙を読み上げることがほとんどでした。子供心になんでかなぁーといつも思っていました。

そんな経験がトラウマなのか、四代目はそのような用紙を持たずに挨拶することにしています。毎年１月に行われる岐阜青年会議所(岐阜JC)の新年賀詞交換会で、新理事長が挨拶される姿にあこがれているからなんでしょうかね。まっ、個人的には超緊張する経験をしてみたいと思っているからなんですけどね。演台に隠れて見えない足が、実はガタガタ震えたりするのが楽しいといえば楽しいんですね････。

そんなことを思っていると校長先生からお話しがあった。
「実は例年よりも時期が遅れた状態で、今、インフルエンザが流行しています。学級閉鎖で卒業式に参加できないクラスもあります。ただ３年生にとっては、卒業式の二日後に公立高校の受験があります。 そのため卒業式でインフルエンザがうつらないように厳戒態勢を取ります。卒業生も在校生も教職員も、来賓の方々もPTA保護者の方も全員マスク着用で臨みたいと思います」

四代目「それでいきましょう」

校長先生「ただ卒業生による合唱があるのですが、マスク着用で歌わせるか、事前収録した歌を流すか悩んでいます」

四代目「公立高校受験のことを考えると、見た目おかしいですけど、マスク着用で歌うのは仕方がないと思います。卒業式の体験と、将来に向けての受験、どちらも大切ですからね」

校長先生「当日の状況見て判断します」

「卒業式」というのは、中学校にとっては１年間で最も重要な事業だそうです。失敗もなく、厳かに、でも淡々と進行しなくてはならないので、校長先生はじめ先生方は皆緊張しています。四代目が訪れた時も、校内廊下、階段の掃き掃除、校舎周りの掃き掃除を先生方が黙々と行われていました。

PTA会長挨拶は失敗するわけにはいきません。残り２日間で、完璧に暗記しないとなりません。また挨拶途中で内容がすっ飛んだり、一瞬真っ白になったり、忘れたり、かんだりしても、慌てず冷静に話し切ってしまう度胸と臨機応変さを二日間で養わないとなりません。うーーーーん。

挨拶の骨子としては「親・保護者から見た子供への感謝」。次に「来賓への御礼」。次に「教職員への御礼」。そして「卒業生への話」。最後に「担任先生から卒業生に贈る言葉」。こんな流れとなります。

試してみたところ約６分～７分でした。長すぎるかなぁー。でも削る部分ないし、書き換える時間もないし、出たとこ勝負ですね。

「卒業生の皆さん、本日の岐阜市立梅林中学校の卒業式にのぞまれたこと、保護者を代表して・・・・・」。続きは明日の本番挨拶にします。 さぁ、練習練習。暗記暗記。