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旧サイズの丁番24-20

先日、安田屋家具店オンラインショップにて丁番金具「24‐20」サイズをご注文いただいた青森市のM様から、金具が会わないとのご連絡を頂きました。

M様より
昨日張り切って取り付けてみたところ、「ん?」で、戸棚のとびらが閉まりません。

単純にRabbitの24×20だから合うと思って注文したのですが、蝶番の交換なんて初めての経験で、どこをどう計ったらいいのかもわからず、研究する暇もなくとびついたワタシが浅はかでした。

戸棚の板の、カップ穴というんですか、そのへこんだ部分に合いません。はみ出します。ここで初めて仕組みを知りました。すみません。(-_-;) 画像を添付させていただきました。 どうしたらよいでしょうか。

本当に申し訳ありません! m(_ _)m
お返事、お待ち申し上げます。
お手数かけます。m(_ _)m

安田屋家具店からの返信

破損した金具に関してご案内いたしたします。まず破損金具のAとBのサイズを計測してください。

Aは金具円形部分側(扉側)で、金具の厚みの上から折れ曲がった所にある接合ピンの中心までの長さです。Bは家具本体側に取付ける側で、金具の厚みの下から折れ曲がった先端までの長さです。

金具サイズが24-20の場合、Aは24mm、Bは20mmとなります。AとBのサイズが異なる場合はお知らせください。

次に扉にあいている金具をはめ込む穴のサイズ(金具円形部分のサイズ)ですが、現存する金具は、穴の直径(扉上下方向)は35mmで、穴の長さ(扉左右方向)は27mmとなっています。

古い金具の場合、直径35mmは同じでも、長さが短いタイプがあります。短いタイプの長さは24mmであることが多いです。M様宅の破損金具は、写真から判断するとかなり古い金具で穴の長さが24mmと短い旧タイプです。金具円形部分で確認すると、根元部分に切れ込みがあるタイプは現存する金具で、切込みがないタイプは旧サイズの現存していない金具となります。

この短いタイプは、残念ながら現存していません。お送りした金具の円形部分のサイズのみとなります。

したがってM様宅の旧タイプの金具で、円形部分が短い場合の取り換え方法は、扉にあいている穴を彫り広げる作業が必要となります。電動工具の「電動ルーター」や「電動彫刻刀」があれば簡単に穴を彫り広げる作業ができます。

彫刻刀やノミなどを使った人力では時間がかかりますができないことはありません。ホームセンターで電動工具をレンタルするサービスもありますのでご確認ください。

破損した金具と同じサイズの金具が現存していませんので、扉にあいている穴のサイズを現行の代替金具のサイズに合わせる必要があります。

M様よりご連絡
ホームセンターで電動工具がレンタルできるので、ご説明通り扉の穴を彫り広げてみます。ご丁寧な説明ありがとうございました。

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5月 29, 2019 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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