安田屋家具店

K様よりクローゼット折戸用代替丁番の種類の違いについてお問い合わせがあったのでご紹介します。ご参考になれば幸いです。

３０年前の丁番が壊れたので、インターネット上でちょうどその物に対応する新旧の丁番をご案内されていた安田屋家具店サイトを拝見しました。それによると、600円のものと1150円のものがあるようでしたが、どちらでも同じようなものなのでしょうか？「Wストッパー機能でフルオープン時の移動もスムーズな折れ戸式クローゼットの扉に使用されている丁番金具です。」

安田屋家具店からの返信
お問い合わせのクローゼット金具600円と1150円の違いについてご案内いたします。

まず1150円の金具は、第一世代の一番古い金具の代替金具となります。第一世代の金具の形状は二つの円を重ねた８の字の形状です。

現在の金具との違いは、扉にあいている穴の直径サイズは同じですが、穴の深さが違っています。第一世代の金具の場合、金具の厚みが5mmのため穴の深さも5mmとなります。

一方、機能性、耐久性を改良して生産した第二、第三、第四世代、そして現在の金具の場合、金具の厚みは7mmです。そのため穴の深さも7mmとなります。

そのため現在の金具を第一世代の金具の代替として使用した場合、穴の深さが2mm違っていますので、金具と扉の表面との間に2mmの隙間が生じて、金具が扉に密着しません。そのため2mmの隙間を埋めるスペーサー材を現在の金具に取付けた商品が1150円の金具となります。

K様宅の場合、扉にあいている穴の深さは5mmでしょうか、7mmでしょうか。ご確認ください。深さが7mmであれば、現行の通常金具６００円ので取替ができます。また第一世代の金具形状以外の第二、第三、第四世代の金具であれば、金具の厚みは7mmなので600円の現行の通常金具で取替ができます。

穴の深さが5mmの場合はスペーサー部材が付いている1150円の金具での取り換えとなります。ご参考になれば幸いです。

ご紹介したクローゼット折戸用代替金具は、３６５日２４時間いつでも安田屋家具店オンラインショップにてご注文できます。ぜひご来店ください。

1,150円の金具

600円の金具