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続々 NOEMA丁番取替修理

ナラ材の重厚な3枚の開き扉食器戸棚に使用されている「NOEMA」シリーズの丁番をスライド丁番に取り換えるた後、お客様宅で食器戸棚に扉を取付ける作業です。

食器戸棚の総高が220cmあり、扉だけでも150cm前後あります。ガラス扉で重量もあるので、扉取り付け作業は二人で行う必要があります。今回は四代目と職人の2人でお伺いしました。

四代目が扉を持ち、職人が扉取付位置を割り出した後、食器戸棚の側板にスライド丁番の受座金具を仮止めします。

最初に一番上の受座金具を仮止めし、次に最下段の受座金具を仮止めします。

扉を一度開閉し、支障がないか確認します。
扉の開閉に問題が無ければ、食器戸棚の側板に全てのスライド丁番の受座金具の4か所のネジ穴にネジを入れて固定します。

次に真ん中の扉を同じ作業内容で取付けます。
先に取付けた左サイドの扉と真中の扉は観音開きとなり、中央で扉同士がぶつからないように取付位置を割り出す必要があります。

この作業が意外と難しいのです。
四代目は未だ職人のように簡単に位置を割り出せません。見てると簡単な様子ですが、理屈を知り、多くの経験がないと職人のようにはなれません。

真中の扉の取り付けも支障なく終えました。
最後に右サイドの扉取付けです。これも特に支障なく取り付けられました。

最後に3枚の扉を調整します。
家具本体の設置場所の影響で多少扉の建付けに影響を及ぼしているので、スライド丁番の調整ネジで3枚の扉を水平にしつつ、扉上部の位置をまっすぐに合わせます。

作業開始から約1時間で終了しました。
扉の開閉がスムーズになり、お客様もご満足いただけました。これで今後末永くご使用いただけるものと思います。お役に立てて光栄です。

今回の修理費用は、スライド丁番取替作業、現場での出張取付作業費を含めて扉1枚当たり税込み9,400円。3枚合計で税込み28,000円です。(注意/金額は2020年10月時点。岐阜市及び近郊の出張修理の事例)

岐阜市及び岐阜市近郊のお客様で、食器戸棚や洋服たんすの丁番取替修理をお考えの際は、ぜひ安田屋家具店にご相談ください。破損した金具を見させていただき、無料でお見積させていただきます。

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10月 23, 2020 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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