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続 座卓修理が続きます

先日お預かりした105唐木座卓の塗直し修理が終わりました。サイズは長さ105㎝、奥行63㎝と小さいタイプです。

光が写り込んでわかりずらいですが、塗替え後は輪シミも無くなり、きれいな木目が見えるようになりました。

幕板、脚部も新品同様になりました。

天板の割れていた部分は、木材で埋木補修を行いました。

天板の割れ部分も無くなり、真っ平な木目の美しい天板となりました。

ただ心配なのが、根本的な構造的な問題である鏡板の伸縮を吸収する仕組みがないため、今後鏡板が伸縮すると、また天板に割れが生じてしまう可能性が高いことです。

その点をお客様にお伝えさせていただきました。

普段のお手入れ方法は、水拭き、乾拭きどちらでも大丈夫です。普段は乾拭きを行い、お食事等で使用された後は固く絞った濡れ雑巾で拭いた後、乾拭きされることをお勧めします。

また手の脂などが目立つ場合は、中性食器洗剤をぬるま湯で100倍程度に薄めた液に雑巾を浸し、硬く絞った後に拭かれると脂の跡が除去できます。

ただし強く天板をこすったりすると、その部分だけツヤが出て目立ってしまうのでご注意ください。

今回の修理費用は、税込60,000円です。

往復の送料が別途必要です。今回は岐阜市内のお客様でしたので、四代目が引取・お届を行いますので無料サービスです。

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11月 10, 2021 · Posted in その他の家具修理  
    

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