本革につけてしまったボールペンインク消し実験1日目。
昨日、クリーム色の本革にどこにでもある普通のボールペンで、数字を書き込んでから1日が経過した本日、いよいよ実験を始めます。今日は数字の「1」を「ボールペンインク消し」を使用して消せるのか、試してみます。
使用しますのは、安田屋家具店「ぎふ楽市楽座」ネットショップ店で販売しています「ボールペンインク消し」です。
まずはキャップを外し、底部の緑色部分をリップスティックのように時計回りに回し、中身を5ミリほど出します。
ボールペンインクをつけてしまった箇所(今回は数字の「1」の上に塗ります。
「ボールペンインク消し」を塗ると、若干ではありますが直ぐにインクが溶け始めました。
「ボールペンインク消し」を塗ったら30秒~1分程度そのままの状態にしておきます。
30秒~1分程度経過したら、きれいな布地でふき取ります。
あまり強くこすると、本革表面にテカリ(艶)が出てしまったり、傷つけたりしますのでご注意ください。
ふき取った後です。左端の数字「4」と比較すると、かなりインクが消せました。ただまだインクが薄っすらと残っていますので、再度塗ります。 「ボールペンインク消し」に付いたボールペンインクをきれいな布地で拭き落とします。インクが付いたままの上体で使用すると、インクの付いていない部分にインクをつけてしまうことにもなりますので、必ず「ボールペンインク消し」の先端を確認して除去してからご使用ください。
革のシボ(凸凹)の中にインクが付いているので、再度「ボールペンインク消し」を塗って30秒~1分程度経過してから、やわらかい歯ブラシ(使い古しの歯ブラシならどれでもOK)で、インク部分をこすります。
歯ブラシでこするときは、強くこすらないでください。インクを落とそうと強くこすると革表面を傷つけたり、最悪破れてしまうことがありますので十分ご注意ください。
見てください!!、この時点でかなりインクが消えています。歯ブラシでこすったあと、きれいな布地でふき取ります。この時、布地に前にふき取ったインクが付いていないか確認してください。インクが付いた布地で拭くと、またインクをつけることになりかねませんので、必ず確認してください。
ふき取った後です。隣のマスキングテープを張ってある数字の「2」の横に「1」が書いてあったんですよ。
「2」のマスキングテープをはがし、接写しました。やったぁーーー!!!!
実験大成功。完全に「1」は消え去りました。
実験結果として、本革にボールペンインクをつけてしまってから1日経過しても、これを使用すれば、インクが消せるんです。
明日はいよいよ2日目の実験です。
どうなるのでしょうか?????