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不毛地帯

 安田屋家具店がある美殿町から歩いて3分位の所に「ロイヤル劇場」という映画館があります。少し前までは新作洋画の封切館としての劇場だったのですが、中心商店街に人が来なくなり、来場者数も減ったために少し変わった取り組みをしています。昭和の懐かしい映画を500円ワンコインの入場料金で見られるというスタイルです。

 数日前にこのロイヤル劇場前歩いたときにふと目に付いたのが「不毛地帯」の看板。

 つい先日までフジテレビで「唐沢寿明」主演で放送されていたこともあり、1976年8月に封切り上映された山崎豊子原作の超大作映画「不毛地帯」を見たくなり、昨日の定休日に行ってきました。平日の朝ということもあり来場者は少ないだろうと思っていましたが、劇場内に入ってみると50名ほどの人がすでに座っていました。いずれも70歳前後の男性の方がほとんどでした。

 四代目の知人である大衆食堂「大福屋のご主人夫妻も仲良く一緒に入場されるときにバッタリと出会い、アラフィフ世代同士同じ考えなんだなぁーと笑いあいました。

 現在70歳前後という観客の皆さんは、「不毛地帯」上映時の34年前は、30代、40代の働き盛り真っ最中の年齢のときに「不毛地帯」を見ていたんだろうし、現在老後生活の中で、バリバリと働いていた当時を懐かしみつつ「不毛地帯」を見に来られたんでしょうね。34年前ということは四代目は小学六年生ころでしょうか、なぜだかこの「不毛地帯」のポスターは覚えてるんです。それだけ当時話題の映画だったんでしょうね。

 出演者は 仲代達矢、 八千草薫、仲谷昇、 北大路欣也、丹波哲郎、 小松方正、 大滝秀治、井川比佐志、そして田宮二郎に 秋吉久美子、いやぁー、出演者全員が若い若い、秋吉久美子なんて子供だもんね。主役も脇役も全キャストの演技が素晴らしい。現代映画が安っぽく見えまし、最近の映画は大根役者ばっかりですもんね。個性派俳優がいませんもんね。

 田宮二郎を久しぶりに見ましたが、イイッスねぇー!!

 岐阜市近郊の皆さん、昭和の懐かしい映画を500円ワンコインで見られる「ロイヤル劇場」、お勧めします。

 DVDやビデオを自宅の小さなテレビで見るより、映画館で見たほうがはるかに雰囲気がいいです。値段も500円ですからレンタル借りるのと大差ないですから。

ロイヤル劇場の情報はココをクリック

 

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4月 16, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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