デンマークのデザイナー「ナナ・ディッツェル」女史の作品である【 ハンギングチェアー 】が、月9テレビドラマ「月の恋人」の影響により、かつてないほどの人気商品となっています。この【 ハンギングチェアー 】は1957年の作品で、53年が経過しているのに陳腐化していないデザインです。21世紀である現在も何の遜色なく使用できる家具です。いいものはちがうなぁー。
安田屋家具店でも【 ハンギングチェアー 】を展示してから、かなりの反響を得ています。月9ドラマ「月の恋人」が終わったというのに、今だにご注文を頂いており、製作が追いつかず、現在12月初旬の入荷待ち状態です。
この【 ハンギングチェアー 】は以前、日本国内の新潟の工場で製作していました。その後、籐材の原産国であるインドネシアの籐製作工場を指導し、日本の籐職人の手仕事と比べて全く遜色のない、いやそれ以上の緻密な美しい商品を製作できるよう育て上げました。インドネシアに数ある籐製作工場の中でもNo.1の工場となり、もっぱらヨーロッパへの輸出品を手がけています。
そして【 ハンギングチェアー 】も現在は、このインドネシアの工場にて製作しています。
今回、東京出張時に【 ハンギングチェアー 】のショールームに行ってきました。場所は、代官山にある「マレーシア大使館」ななめ前です。
幻想的なマレーシア大使館
高級住宅街である「代官山」のビルの地下1階にそのショールームはひっそりとあります。このショールーム近くには、キムタクやもっくんのご自宅があるそうで、このショールームにもたびたび立ち寄られているとのことです。
玄関マットです
玄関を入るとすぐに・・・・・、
ナチュラル、ブラック色の【 ハンギングチェアー 】がお出迎えです。
早速、四代目も座ってみました。
宙にフワフワと浮いている、不思議な浮遊感を感じる座り心地です。
とっても癒されます。
こちらは少しチェーンを長くしてあり、座面高がひくめに設定してありました。
あぁーー、いい気持ちぃーー!
ブラック色もモダンでいい感じです。
籐の編み目も緻密に編んであり、ささくれもなく、ひっかかりもありません。
とっても滑らかです。
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ショールーム全体を見てみると・・・・・、
ショールームではちょうどセールイベントをしていました。
試作品や、製造中止商品などなど、思わず「えっ!!!」 と驚いてしまう価格がついていました。
日本の職人が作ったら10万円前後はする商品が、3分の1以下の価格でした。
商品の品質は、日本の職人と全く変わらない仕事内容です。
四代目もこれには思わず「うぅっーーー」と唸ってしまいました。
ショック、ショック、ショックです。
四代目も早速とってもいい椅子を2脚、激安価格にて仕入れてきました。
近日中にネットショップ「Yasudaya-BASE」店に出品しますのでご期待ください。