お客様宅に向かって自動車を走らせていたときに不思議なものが目に入った。
信号待ちのときにその不思議なものの直ぐ後についたのでよ~く見てみた。
それはバスの後部に貼ってあった。
【 出会い系バス運行 】・・・・・。(詳しくはクリックすると説明が見られます)
出会い系って、なんか風俗っぽいなぁー。
風俗の広告なんか貼っていいもんなのか ???
走り出したバスの後をついて走行しながらこの広告を見ていると・・・・、なんか不思議な事項が書いてあって、どうやら風俗関連の広告ではなさそうなんです。
出会い系! 出会い系! 出会い系! DEBUT! 便利、楽しい
出会い系バス運行
ヒトと出会う、マチと出会う、ミセと出会う
運賃0円 どこまで乗っても無料!
2010.11.25~12.5まで
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運行ルートは岐阜駅~郊外大型ショッピングセンター(マーサ21、アピタ)~柳ヶ瀬を巡回しているようです。そして小さな文字でこの出会い系バスは街中の交通手段について実証実験を行っている趣旨の内容が明記してあった。そしてこの実験を行なっている団体名が明記してあった。な、な、なんなんだぁー、これはいったい。
通常200円の乗車賃がいるのが、タダで乗れるということは理解したが、何のための実験なのかチンプンカンプンですし、こんな実験やって意味があるのかと思ってしまいます。乗客はタダで乗れるものの、運行しているバス会社には当然費用が発生しているわけだから、どこからかのお金がバス会社に入金されているのでしょうね。まさかバス会社がタダで運行しているなんてことは考えられませんもんね。ではどこのお金でまかなっているのだろう。新聞記事では「費用は会の活動資金で賄った」とありますが・・・・。補助金も入った活動資金なんでしょうねきっと。
つまり大半は多分我々の税金なんでしょうね。
岐阜県・岐阜市にはそんな余裕が無いだろうから、国からの補助金なんでしょうね。ということは・・・、我々の税金が使われているのは明白です。これはこれは、なんかきな臭い匂いがしますね。官僚の天下り先のくだらない事業に使われたんでしょうか。我々が一生懸命働いて、国のために、自分達のためにと思い支払った税金が、こんなくだらない事業に使われているとしたら・・・、泣けてきますね。
「行政に依存せずにバスが運行できるような結果を期待したい」とのことだそうですが、将来行政に依存せずということは、今現在のこの実験は行政に依存してますということですね。行政に依存せずに無料バスを運行する日が来るのはあるのでしょうか。うーん、なんかこれって、無性に腹が立ってくる広告でした。
実際、実証実験後に、この無料バス「出会い系バス」の成果が生かされることは絶対にないことだけは確かなことだと思います。実験して報告書作って、はいそれでお終い。よくある役人の仕事です。やっぱり怒りが込み上げてきた。途中、自動車を止めて、気を静めてからお客様宅を訪問した四代目でした。
昔からよく言います。
「タダほど高いものは無い」とね。
くわばらくわばら。