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命の洗濯して候

 いよいよ明日、3月19日は四代目の誕生日です。

 1960年、昭和35年誕生以来、50年間。

 岐阜の名将「織田信長」公の時代であれば、『人間五十年、下天の内を比ぶれば・・・』とすでに寿命が尽きる歳です。最近特に思うことは、世の中に同じ年齢の人がなんだか増えたなぁーという感覚。それまでは、出会う人、テレビ・新聞などに掲載している人などを見ていても自分より年配の人ばかりだと感じていましたから。それが最近は、自分の周りだけでなく世の中で活躍している人が、自分の年齢と近い人たちばかりのように感じてなりません。これは犯罪者に関しても同じことがいえますが。それだけ歳をとったということなんでしょうね。自分では30歳代と何も変わっていないように思うのですが、世間から見た外観は完璧な「おっさん」「初老」の部類に入ったのでしょう。何となく実感できるようになりました。

 さて誕生月である3月、聴神経腫瘍摘出手術のために東京警察病院に入院。これが神様からの素敵な誕生日プレゼントとなりました。3月1日の入院以来すでに18日経過。ほぼ毎日ベットの上で過ごし回復に努めています。自分でも信じられないことですが、あれほどのテレビ好きだったのが、な、な、なんと見る興味が無くなったのです。それに伴い、今までいかにテレビに縛り付けられていたことかがわかりました。

「次はこんな面白い番組やります
「次週の予告はこんな展開で・・・」
「○月○日△△△を絶賛ロードショー」etc

 こんな宣伝の洪水ではテレビから離れられないのは当然です。いわばテレビ中毒に似てます。【禁テレビ】を決意したわけではないのですが、自然と入院の流れで3月3日の手術以来見ていません。

 病院という俗世間から隔離された場所にいて、笑顔あふれる多くの天使に囲まれながら、日がな一日をベットの上で過ごしていると、テレビだけでなく、俗世間の事柄にいかに縛られていたかに気がつきました。仕事、会社、街づくり等など。どれも重要だと思っていたことが、実は実際にはそれほど重要ではないことに気がつかされました。深刻に考えていた事、やらなければならないと考えていた事、いずれも大した問題ではないですね。どうって事ない事柄ばかりです。できなきゃできないでいいんです。やらなければならないことなんてそれほどありませんね。

 それよりも健康がいかにありがたいことかに気がつかされました。家族が、会社スタッフが、美殿町の活動を一緒にしてくれる仲間が、そして知り合った多くの友人がとても大切であり、一緒に楽しく、笑いながら過ごすことができるかが大切だと改めて思いました。毎日を楽しんで暮らす。くよくよしない。何事もポジティブに考え、振り返らない。執着しない。大変な時はさっさと寝てしまう。映画「風とともに去りぬ」の名セリフ【Tommorow is anather Day】明日になれば別の日だ。そんな心を持って51歳からの第二の半世紀の人生をスタートしようと心に思いました。なんといっても100歳までは生きたいと思ってますからね。贅沢かな。

素敵な神様からの誕生日プレゼントに感謝。

東京警察病院の天使に囲まれ、四代目、命の洗濯をして候!!

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3月 18, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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One Response to “命の洗濯して候”

  1. アウトレット家具

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