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役立て! 携帯ラジオ

 四代目が聴神経腫瘍摘出手術を行なった3月3日の前日に、長い入院生活のために家族が購入してくれた携帯ラジオ。3月11日「東日本大震災」が発生するまでは、それほど人気もなく売れない商品として山積みになっていた携帯ラジオ。

 3月1日~3月23日の退院までの23日間の入院生活でとても役に立った携帯ラジオです。この携帯ラジオがあったので、あれほどテレビ好きな、テレビ中毒であった四代目がまったくテレビを見なくなったきっかけともなった携帯ラジオでした。

 入院中、病室でほぼ毎日聞いていた久しぶりの「FEN」。
 FMラジオはほぼ全局が受信できたが、AMラジオはなぜかTBSしか受信できず、毎朝「森本毅郎 スタンバイ!」という番組をずっと聴いていた。3月11日「東日本大震災」以降は、地震・津波・原発被害状況をずっとこの携帯ラジオで聞いていたのです。聞いていた中で、「東北地方の被災地では携帯ラジオが少なく、携帯ラジオを送ろう」という趣旨に賛同していました。

 そして退院日の3月23日。
 入院していた東京都中野区中野の「東京警察病院」の玄関を出て直ぐに、中野駅の地下鉄「東西線」に乗車し、途中乗り換えて「赤坂」駅に向かったのでした。

そしてラジオを回収している「赤坂サカス」へと急ぎました。

地下から地上に上がると・・・・、手作りの案内板がありました。

回収場所に向かい、23日間使用した携帯ラジオを手渡しました。

 被災者の皆さんに向けてメッセージを記入して欲しいとのことで「一日も早くたちなおるよう、がんばりましょう」とつたない文字で書いた。ラジオには「岐阜市美殿町 すみ」と書いてあった。いつかこの携帯ラジオを手にした人と巡り合えたら夢のようだと思った。電池も一緒に手渡した。東北地方の被災されたどなたかに手渡されることになるのでしょうが、その人自身の、その人の家族の役に立って欲しいと心の底から願った。

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4月 10, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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