7月4日に「岐阜聖徳学園大学 経済情報学部」 河野公洋准教授率いる河野ゼミ生と楽しいBBQを開催したばかりなのですが、1週間後の7月12日に再びBBQを開催しますとの連絡が入ったのです。昨年は「BBQ開催当日」→「雨」、「BBQ順延開催」→「雨」、「BBQ再チャレンジ」→「雨」と、常に雨に見舞われ散々でしたが、今年は常に晴天、しかも暑い夜、絶好のBBQ日となったのでした。
開催場所は前回と同様、河野ゼミ生が立上て、今年で5代目社長が誕生した学生ベンチャー企業「G’s プロジェクト」の事務所がある「NCリンク」ビル屋上での開催です。
「NCリンク」とは、昭和27年に設立した協同組合 岐阜リンクストアーで、設立当時、個人商店においてクレジット販売やローン販売が現在のように簡単にできるシステムがありませんでした。そのため個人商店が販売方法拡大のために個人商店主達が資金を出し合い個人商店でもできるクレジット、ローン販売を取り扱う協同組合を設立したのです。そして現代社会においては設立当初のクレジット、ローン販売システムを基本として、さらに新しい販売方法となるインターネットショッピングモール運営を開始したのです。設立当初の考えである個人商店が簡単に参入できない販売方法を組合員18,000人の組織と創立60年の信用と実績を持って参入していったのです。クレジット、ローン販売が大手企業のみの独断場となり、各地域の協同組合が廃業していく中、Eコマースに参入することにより、地元に根ざした個人商店支援のビジネスモデルの実践となっています。
ちなみに現在四代目はこの「NCリンク」の理事を勤めさせていただいているので、安田屋家具店以外にもう一つ責任を待たなければならない会社があるのです。しかし最近の「利息返還請求」などの訴訟が増え、さらには金融条件が厳しくなり、売上も厳しくなってきているので大変です。市場の消費者金融のほぼ全ては大手銀行の参加に入ってしまいましたもんね。岐阜市近郊において、銀行系列に入らない独立した正規の金融会社は「NCリンク」のみとなったみたいです。あとは全て「利息返還請求」などの問題によって、廃業したか、銀行系列に入ったらしいです。厳しい世の中です。
さて今回のBBQの目玉はなんと・・・、「流しそうめん」
河野先生と、岐阜県立土岐商業高等学校から河野ゼミに研修に来ている「まさお先生」のお二人が昼間ホームセンターで雨どいを購入して流しそうめん装置を作られたようです。なかなか良いできでした。
そうめんを流すのは、もちろん「河野先生」です。
参加者全員手に手にめんつゆと箸を持って集まります。
設計通り、そうめんが流れてきました。
流しそうめんのスタートです。
「河野先生」も童心に戻ったような笑顔で流すのを楽しんでおられました。
そうめんを見事キャッチ!!
「河野先生」と「まさお先生」の設計通り、見事な流しそうめん会場となりました。
今回の参加者は、河野ゼミ生以外に、安田屋家具店のネットショップ「ぎふ楽市楽座」店を設計・製作してくれたぎふ楽市楽座県下ホームページ製作No.1企業の「ちらし屋ドットコム」さんからイケメン足立さんを筆頭に3名、「ぎふ楽市楽座」からは安田屋家具店の四代目のみの参加でした。前回に引き続き、若い学生達との遊び、生活、ネットショップ、勉強などの意見交換はためになり、面白かった。英気を十分に養うことができた夜でした。
この日の話で驚いたのは、昨年「楽天」「YAHOO」が中国にネットショップビジネスをスタートさせたと大々的にマスコミに掲載されていたのですが、ここ最近その手の話が全く入ってこなかったのでどうなったかということを聞いたことでした。中国は内需拡大のためにネットにフィルターをかけているらしいとのこと。つまりネット売買による日本からの輸入を少なくして、中国内の内需を拡大する政策をとっているらしいとのことで、いずれのネットショップも苦戦しているとの事には驚きました。
中国はなかなかしたたかですね。