昨日ご紹介した竹ハンドバックを製作している伝統工芸士「高江 雅人」さんのご紹介です。名古屋のご出身で、岐阜市に立地する安田屋家具店と場所的に近いものを感じます。もっとも現在は大分県の工房におられますので、かなり遠距離ではありますが・・・。昨日の電話での高江さんの声は温厚そうな優しいお声でした。四代目は直にお目にかかったことはないのですが、ご本人もお優しい方なんでしょうね。でも仕事に関しては職人気質の厳しい一面もお持ちなんだと思います。

 高江 雅人さんは1955年生まれの現在55歳。
 21歳まで名古屋で育ち、学校を卒業後は外食産業のレストランチェーンに就職されました。そして仕事の中で農家の方たちと交流するうちに、高江さん自身も「もっと、土に近い生き方をしてみたい!」と思うようになったそうです。そして25歳の時、今、工房がある大分県の土地とめぐり合いました。

 29歳でレストランを退職た後、大分県で農業を始める時のアドバイスで「もし、何かあった時、最低限の現金収入なる副業があると良いと思うよ。」 この一言が、高江さんの人生を大きく変えることになったそうです。

 では副業を何にするのか?  木工なのか?陶芸なのか?

 そんな時にたまたま、大分県で唯一の伝統工芸である、竹工芸の職業訓練校の情報が目につき、別府市にある「竹の職業訓練校」に入校することになったそうです。竹を割る所から最後の工程まですべてを一人の職人の手で作られていく作業に魅せられてい き、卒業制作で作った作品が全国職業訓練展で労働大臣賞を受賞し、竹の世界に進むことになったそうです。

1993年、竹工房オンセを設立。
一から十まで自分の責任でする職人の世界に魅力を感じて竹工芸を始めてから二十余年。現在、独立を目指す若者たちが集まり、国産手作りにこだわった、意欲的な職人集団として注目を集めています。

そんな高江さんの竹バックのご紹介です。

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安田屋家具店では、実際の竹ハンドバックをご覧いただける催事を開催する予定でいます。常連のお客様には大変ご好評を得ています「高江 雅人」作 竹ハンドバック。

ぜひ来年開催します安田屋家具店の催事にてご覧ください。

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12月 15, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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