岐阜県羽島市のIと申します。120㎝×89㎝の漆塗り座卓の修理が出来るかどうか、メールでお伺いいたします。黒い漆塗りに赤い花の飾り絵が入っている机の縁がへこみました。キズは1㎝位の大きさです。画像を3 枚 添付しました。キズの場所、程度、など 分かりますでしょうか?

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部分的に修復出来るでしょうか?
全体を塗り直す必要があるでしょうか?
費用は どの位なのでしょうか、
安田屋家具様で引き受けてもらえるのでしょうか?
もしお願いできるなら どうしたらよいか お知らせください。

安田屋家具店からの返信
修理はできます。また安田屋家具店で修理引受はできますのでご安心ください。修理方法として「部分補修」と「全面補修」の2通りあります。

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12月 15, 2014 · Posted in その他の家具修理  
    

お客様が子供の頃から自宅にあった座卓のリフォームのご相談がありました。早速見に行くと、ケヤキ無垢材の座卓でした。

サイズはとてもコンパクトな「四尺」と呼ばれる大きさです。家具業界ではいまだに日本古来の大きさの呼称である尺貫法が生きています。四尺とは、約120cmです。いまではすっかりこの「四尺座卓」は少なくなりました。もっとサイズの大きい「五尺(150cm」、「六尺(180cm)」の種類は多いのですが、コンパクトな4尺サイズはめっきり種類が少ないようになってしまいました。

今から約70年ほど前の座卓の表面は、ご家族の想い出がそこかしこに刻み込まれています。この傷こそが一家の歴史そのものですね。お客様も懐かしく子供時代に使用していた座卓の想い出を語っていただきました。

脚も天板も全てケヤキの無垢材が使用されています。

安田屋家具店の地元の職人でも塗り直しができるのですが、座卓製造の本場である四国、高松の座卓工場の社長に修理見積を依頼すると、運賃を計算しても地元の職人と大きな金額の差がないことがわかりました。そこで今回は、四国・高松の工場で塗り直し修理を行なうことにしました。

修理方法としては、天板と幕板付き脚を取外し、それぞれの全表面を削ります。無垢板なので深い凹み傷もなくなるように削ります。その後、ウレタン塗装仕上げを行い完成させます。

早速、お客様宅から座卓をあずかり、安田屋家具店にて梱包作業を行い、すぐさま高松に発送です。到着後、10日間前後で仕上がる予定です。仕上がり具合は、後日またご報告いたします。

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7月 1, 2012 · Posted in その他の家具修理  
    

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