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30年前の食器棚の蝶番

30年ほど前に購入した食器棚の蝶番が壊れたけれども、メーカーがわからない。Kのマークと15-20の数字が書いてあるので、交換できる蝶番を教えて欲しい」と問い合わせたOと申します。 先日(4/11)の午前中に、注文させていただいた「RABBIT」製の9個の蝶番を確かに受け取りました。即日発送していただき、本当に助かりました。 おかげさまで扉の取り付けも完了して一安心です。 気に入っている食器棚だったので、蝶番ひとつで使えなくなるのも悔しいし、とはいえ扉がないとホコリが入るし、早く取り付けないとガラス戸なので壊れたら困るし…と困っていたので、本当に感謝しております。 インテリア類も素敵なものが揃っているので、今度は家具の購入等でお世話になろうと思います。まずは取り急ぎ御礼まで。ありがとうございました。

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破損したアングル丁番金具が現存しているサイズで、取替が簡単にできて、元通りに修理できてよかったです。お役に立てて何よりです。

最近は、大型店やインテリアショップのみならず、普通の家具屋さんに修理相談しても、破損状況を見もしないで、「もうそれは買い換えるしかないですね」なんてことを平気で言って、家具本体そのものを破棄させてしまうそうですからね。アングル丁番金具一つ破損しただけなのに、家具を粗大ゴミとして破棄させて、新しい家具を購入させられるようですよ。もちろん家具の処分費用は無料サービスなんですけどね。

ここで問題なのは、買い換えられるとしたら、価格が高くても良い家具に買い換えないとダメですよ。安価な家具は、表面上は高価な家具とあまり違いがないように見えますが、当然、価格の差は材質やつくりに反映されますので、数年でまた買い替えしなくてはならないような耐久性か低いですからご注意ください。

街の家具屋さんそのものも激減しているのに、修理をしない家具屋も増えていっているということは、お客様にとっては生活しにくい世の中になったもんですね。家具に限らず、どんな業種でも馴染みのお店を持つことが、結局は安い買い物に本当はつながるんですけどね。

そこんところをいくら説明しても、目先の価格だけでアウトレット家具店や○ト○などの安価な家具を購入されちゃいますから、なかなか理解されないのです。 安い買い物とは何かを、先の先まで読む力が必要ですね。

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5月 8, 2013 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

Comments

2 Responses to “30年前の食器棚の蝶番”

  1. 渡辺 修代 on 3月 19th, 2016 12:02 PM

    実家の古い食器棚の蝶番が壊れ、ネットで検索したところ安田家具店さんに辿り着きました!蝶番のメーカー不明 Kのマークと15-20の数字が書いてあります。安田家具店さんでは交換可能な同サイズの蝶番を取り扱っていらっしゃるようでしたが、現在でも扱っていらっしゃるでしょうか?

  2. 古来美香 on 12月 27th, 2016 7:01 PM

    この度はお世話になりありがとうございました。ネット注文もしたことがほとんどなく 自分の希望する商品が届くのか不安でしたが 安田屋家具様の迅速な対応と丁寧で親切な連絡にうれしくなりました。戸棚の蝶番だけのお願いにも関わらず 快く応じて頂いてありがとうございました。これからも食器棚を使う事が出来ます。このご縁に感謝します。ありがとうございました。

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