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コスガ製椅子背籐張替

先日お伝えした今はなき工場「コスガ」製の食堂椅子「1085DC」の背もたれ等シート部分の張替えが完了し、職人工房から安田屋家具店に届きました。

これがお預かり当初。

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そしてこれが修理完了後です。

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先日もお伝えしたように、籐シートは塗装を施すと耐久性がガクンと落ちてしまいますので、今回の張替えも生地仕上げで行い、塗装は行っていません。

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また今後の張替えも考え、籐シートを溝に入れ込んだ後の止めにエアネイル(ホッチキス針の大きなもの)は使用していません。では、どうやって止めてあるのか????

実は四代目も知りたいことなんですが、職人は黙して語らず、教えてくれません。なので四代目もお答えすることが出来ません。申し訳ありません。でも耐久性はバッチリありますのでご安心ください。

生地仕上げの籐シートはとてもきれいで真っ白です。

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でもこの籐シート、使ううちに徐々に色がついていきます。そう、5年も経過すればとてもとてもきれいなアメ色に変化して、周りの木部のこげ茶色ともマッチしていきます。 当初はちょっと違和感があるかもしれませんが、5年ほどお待ちください。時が熟成させ、人工的には決して出せない自然な色合いに変化していきます。家具もこうして自然に変化する楽しみも実はあるんですよね。

ただし、一気に変化はしないので、使用されている方にはまったく変化に気がつくことはありません。このことが自然に変化していくことがわからない原因でもあるんですけどね。5年経過したときに新しい籐シートを入手して比べるとその違いがわかるのですが、わざわざそんなことする人はいませんからね。

家具の変化を知っているのは家具屋だけでしょうか。役得といえば役得なんでしょうね。

今回の張替えは、四つ目生地シートを使用して、無塗装、溝決め込み仕上げで、税込1脚19,800円でした。往復の送料は含まれていません。最後に今は無き、懐かしいコスガのロゴマークをご覧ください。良いデザインの家具を製作していた工場だったので、残念でなりません。

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6月 4, 2014 · Posted in 椅子張替え  
    

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