明朝、出社一番にパソコンの画面を見ると・・・・、フォーマット75%の段階でした。ほぼ20時間ほど経過しているのにまだ75%のフォーマットしか終えていないとは、トホホホホ、先が長い。
しかし多分この頃になるとハードディスクの記憶部分には何のデーターも入っていない領域になっている頃なので、ひょっとしたら今までよりも少し処理スピードが速くなるかもねと思いつつ、他の仕事を行なうことにした。
昼食後、パソコンを確認するとフォーマット処理100%の表示。やはり処理スピードが早くなったようです。やっと終わったかぁーと思いつつ、画面を眺めるも変化がない。一瞬いやーな予感が脳裏をよぎった。
数分後、嫌な予感は見事的中!!!
画面には「Windowsはフォーマットを完了できませんでした」の表示。まる一日費やしたフォーマット作業が無駄だったとは・・・。時間の無駄だったか。
深呼吸をして心を落ち着かせて四代目は、しばしこの後の方法を考え込んでいた。
なぜクローンハードディスクが立ち上がらないんだ??、クローンハードディスクを作成した時に、本当にOSが立ち上がるか試した時には、何の問題もなくWindowsは立ち上がった。でも今回は立ち上がらない。何が違うのかを必死に考えた。するとひとつの仮定が思い浮かんだ。
違いは、パソコンに2台ハードディスクを接続していないこと。このことしか考えられない。だめもとでこの仮定を実行してみることにした。全ての接続コードを取外し、パソコンの内部を開いて、元ハードディスクを取外し、クローンハードディスクを「ディスク1」プライマリーに接続。接続コードを全て再接続して、電源ON。
するとなんと、見事にWindows が立ち上がった。OSもソフトも各種設定も、なにもかもがクラッシュする以前に戻った。3日目にしてようやく四代目のパソコンが甦ったのです。ただ一点を除いて。
そうなんです。
4月にクローンハードディスクを作った時から、9月9日にクラッシュするまでの写真、書類データーが保存されていません。約4ヶ月の間に作成したデーターがクローンハードディスクには入っていません。トホホホ、です。しかし何のデーターがなくなったのかすら定かではありませんが・・・。まっ、何とかなるでしょう。気を取り直して、早速たまった書類作成などを立ち上がったばっかりのパソコンで作成し始めた四代目でした。
そして気がついたのです。
そうだ!!、なぜデーターのみの復旧を一番最初にしなかったのか。クラッシュして一番初めに、まだハードディスクが読み込めた状態の時にデーターの保管作業をしていれば、なんら問題がなかったのに。そこにどうして気がつかなかったんだあーー。取り返しのつかないのはデーターだけなんだから。
クラッシュした後にあせっていろんなことをやりすぎてしまい、結局データーの保管をできなくしてしまった。あぁあぁーーー!!!、全て四代目自身の問題です。
【教訓】
フリーズしたらあせらずしばらく様子を見る。決して電源OFFで強制終了させない。
ハードディスクがクラッシュしてもあせらず、データの移管を真っ先に考えること。クローンハードディスクは必ず作成しておくこと。あせらず、冷静に冷静に。
次なるクラッシュに備えて、クローンハードディスクを作成しなければならないのだが、現在稼動しているハードディスクは500GBで、同容量サイズ以上のハードディスクがクローン作成には必要である。そのため急ぎ500GBのハードディスクを用意すべく、yahooオークションで商品選びと入札、さらにはハードディスク情報検索の日々が始まったのでした。