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クローゼット折戸部品

折戸式のクローゼット扉の上下に付いている部品が壊れたと破損した部品を持参してご来店された。

部品を確認すると以前同じ部品を取り換え修理をしたことのあるものだった。クローゼット折戸の上部と下部の木口に部品をはめ入れる穴があいていて、そこに部品の白色の樹脂製部分をはめ入れるものである。

白色の樹脂部分の先には、スプリング構造で樹脂製部分の本体に引っ込むようになっている。

お客様は「他店で代替品を探してもらって購入したのだが、レールにはめ入れる部品上部のクルクルと回る部分のサイズが大きくて使えなかった」と言われた。

えっ・・・、いろんなサイズがあるのか???
直ぐに詳細なサイズを計測するのでした。

以前の修理で使用した部品サイズを確認してみると、部品上部のクルクルと回るコマのサイズが直径10.9mmと2mmほど大きかった。

調べてみると、どうも住宅用建材メーカーの「大建工業(DAIKEN)」製のクローゼット折戸に使用されている部品がサイズ的に一番近いことが分かった。お客様宅のクローゼットのメーカー名は不明とのことだが、恐らく大建工業製ではないかと思う。

「大建工業(DAIKEN)」のパーツショップで確認すると、1994年11月から現在までの製造品に取付可能な部品があった。ただ値段が高額すぎる!!

なんと部品1個が税込1,620円もする。部品ただけでなく、スパナと打込みパイプが1個ずつ付属するようです。

この部品が1個1,620円かぁ~~!!
どうなんですかねー。
お客様は全ての扉の部品を取り換えたいので、上下合わせて全部で16個必要と言われていた。16個ならば合計で、えっ、えっ、なんと25,920円もします。

付属しているスパナと打込みパイプも16個付いてくるわけですが、そんなにいりませんしねぇ~、もっと安い部品はないもんでしょうかね。

そこで四打目は探し始めたのでした。 つづく

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7月 3, 2018 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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