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続々 青森県八戸からの修理依頼

安田屋家具店が立地する岐阜市美殿町から約980㎞離れている、青森県八戸市にある「サカイ引越センター 八戸支社」様からのリビングボードのガラス扉のガラス板取替修理に関する続々報です。

安田屋家具店からの返信
破損した5mm厚のガラス板(長さ1800、幅345mm)製作と、取付用ネジ穴の穴開け加工(5~6か所)費用は、【強化ガラス】を使用した場合は税込み32,780円です。往復の送料が別途必要となります。

一般的に家具の扉に使用されるガラスは「強化ガラス」が多いです。強化ガラスの場合、穴開け加工の穴の直径は5mm~となります。

破損したリビングボードのガラス扉には普通ガラスを使用されることはほとんどありませんが、参考のため5mm厚の【普通ガラス】を使用した場合は、税込10,450円です。往復の送料が別途必要となります。

強化ガラスは、通常のガラス(フロートガラス)に熱処理を加えて、急激に冷却したガラスで、普通のガラスに比べて、約3.5倍~4倍の耐風圧強度を持つガラスです。

強化ガラスと普通ガラスとの違いは割れ方の違いです。普通ガラスは鋭く刃物のように割れるのに対し、強化ガラスは粉々に砕け散ります。 強化ガラスなら、割れた破片で手を切ったりするなど怪我はしませんので、家具には一般的に使用されています。

尚、扉木部に取付けるネジ費用は含まれていません。製作は受注後10日前後かかります。ご用命いただく場合は、取付ネジ穴位置を同じにするため、破損していないガラス板のみをお送りいただくか、扉木部に取付いた状態のガラス扉と破損した側の扉木部を一緒にお送りください。

ご担当のK様からご返信
破損したガラスは写真のように小さなカケラ状にバラバラとなりましたので、強化ガラスだと思います。

安田屋家具店からの返信
破損ガラスの写真ありがとうございます。
破損状況から使用されているガラス種類は「強化ガラス」です。
扉木枠に取付ける5か所のネジ穴位置が、お預かりしたガラスはガラスの端から10mmの位置が穴の中心ですが、強化ガラスでは現在技術的に端から10mmの位置を円の中心とする穴あけができません。

ガラスの端から11mmの位置が円の中心として穴あけを行います。そのため扉木部にあいているネジ穴は一度丸棒で埋めてから、新しいネジ止め穴をあけて取付けます。

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6月 2, 2021 · Posted in その他の家具修理  
    

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