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続 中澤唐木の座卓

先日ご相談がありました5尺唐木(カリン)座敷机の塗直し修理のために商品を引き取りに行ってきました。

安田屋家具店に持ち帰り点検します。
天板裏面に漆で「尾崎作」と銘が入っていました。

さらに商品番号は確認できました。

品番/221-50
材質/花梨
型式/無地バチ脚
仕上/漆塗唐木色

さらに日本伝統工芸品「中澤唐木」のロゴシールがありました。直ぐに中澤唐木をインターネットで検索。すると・・・・、

中澤唐木は、大阪市内に工場があり、伝統工芸品「大阪唐木指物」の専門店です。WEBカタログを見ると、超高級唐木家具です。

そして・・・・、品番などを基に今回お預かりしたお客様の商品を発見。現在も製作されているようです。

No.221 花梨〈尾崎作〉胴張バチ足生地机

そして価格を見て、、、ビックリ!!
税抜き1,900,000円。
いやいやよく見ると、紫檀材が1,900,000円で、今回のお預かりした座卓は花梨材なので、それでも税抜き640,000円です。

こんな高級座卓を一般的なウレタン塗装で塗替えていいのだろうかと考えた四代目は、お客様にそのことをお伝えしました。

そしてこんな素晴らしい座卓であれば、本うるしでの塗替えも検討されては良いのではないかとご提案いたしました。

お客様からは「親が購入した座卓で、価格か高いのは聞いていました。ただこれからは実用的に使用したいのと予算があるので、お手入れのしやすい「ウレタン塗装」での塗替えでお願いします」とのお話がありました。

お客様の希望を承る四代目でした。
直ぐに安田屋家具店専属の塗師工房に座卓を持ち込むのでした。

修理期間は約3週間。
塗替えが終わりましたらご報告いたします。

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11月 27, 2021 · Posted in その他の家具修理  
    

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