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解体がまた始まった

安田屋家具店の対面に建っている「辻ビル」の解体作業がとうとう始まった。

四代目の幼子時代から可愛がってもらった辻夫妻が亡くなられてから、25年ほど空き家状態だった。

建物裏側の木造二階建て家屋は、かなり古い建物で、いずれ倒壊するのではないかと思っていた。

木造二階建て家屋と隣接するビルに、壊れた樋からの排水がかかり、雨漏りを引き起こしている原因でもあったことから、家屋を引き継いだご子息が、解体・売却をされたようです。

全国各地の解体現場の多くで、ここ最近よく見かけるようになった中東の作業員が数名で解体作業をし始めた。解体しやすい奥の木造建屋から作業が始まった。事前の挨拶、作業案内は全くなく、突然始まった。

数日後、元受け会社と思われる岐阜市内に立地する建築会社の副社長が、解体作業に関する挨拶に商店街内の店舗周りをされた。ちょっと遅いけどね。

仮囲いも無く、最初は水まきも無く、粉じんがモクモクと舞い上がり、一時真っ白になった。

木造家屋の前部分がなくなると、一度も見たことのないコンクリート造りの倉庫らしきものが見えてきた。終戦直後に建てられた建物と思われる。その前に増築されたため、まったく見たことも無い建物である。

辻さん家は、四代目が幼少の頃は「砂糖屋」を商っていた。四代目2歳前後の写真の右側に「砂糖専門」の看板があるのでわかる。ちなみにこの写真は、現在の「まちでつくるビル」から柳ケ瀬方面を写した写真である。昭和36年ごろです。

1週間ほどで木造家屋の解体が終わる。その後は、美殿町通りに面している三階建てのビル解体が始まる。しばらくは騒音と粉じんに悩まされる日が続く。

ちなみに解体後は、ご多分に漏れず「コインパーキング」になるようです。ふぅーーー、ため息が出ます。

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9月 23, 2025 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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