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実況中継4

入院二日目の朝は6時に起こされ血圧を測られました。そのあとはしばらくうたた寝。

7時40分頃に待ちに待った朝食が配られた。メニューは、お茶碗1杯のご飯、のりのフリカケ、焼魚(鮭)、青菜のおひたし、じゃがいもと玉ねぎのお味噌汁、牛乳でした。やっとお腹が満たされました。

10時前に造影剤CT撮影。撮影に40分前後かかりました。今回の造影剤も昨日のMRI撮影時と同じ右肘内側の静脈に針を刺し、そこから造影剤を入れました。昨日刺した傷が完治してないのにまた同じ場所に刺したためなのか、または昨日より針が太いのが原因なのか、昨日よりちょっと痛かった。

また昨日のMRIの造影剤は何も感じなかったのですが、今日のは新しい体験でした。

看護師から聞いていたのですが、造影剤を入れると身体が熱くなりました。それも皮膚ではなく身体の内側が熱くなる不思議な体験でした。

造影剤が注入されると、お腹が最初にジワーと温かくなり、お腹を中心として、頭・腕・脚へと四方八方へ温かさがジワーと広がり、手足の指先にたどり着き終わります。まるで血管内に温かいお湯を流し入れた感じでした。人生初めての体験です。

検査後はしばらく何もすることがないので、病室探険です。

するとあちこちで頭に包帯を巻いた数人を見かけました。四代目と同じ聴神経腫瘍の外科手術をされた方々なんでしょう。普通に歩いてる人、杖をして歩いてる人、手術後の経過時間の差なをでしょうか、様々な状態の人々を見かけました。

ある病室では、多分手術後2〜3日経過したらしく、術後に頭の皮膚下に出てくる血液を体外に流し出すために頭に刺してあるチューブを抜き、傷口を縫合するために医師が入って行きました。(ちなみに河野先生ではなかったです)

その際「動くとめまいや吐き気があると思いますが、だからといって動かないでいるのは何も症状が改善されませんので、極力起き上がったり歩くようにしてください」と説明していた。

四代目は参考にしようと思ったのでした。

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1月 13, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき, 聴神経腫瘍闘病記  
    

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