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30年前のカリモクの椅子

 安田屋家具店のホームページも開設して今年で3年目を迎えることとなりました。様々な情報をお伝えしている中、最近やっと毎日の訪問者が200人を超えるようになりました。毎日初めて安田屋家具店のホームページを訪れる人が200人以上もおられることにビックリです。毎日200人が訪れているということは、1ヶ月で約6,000人、1年で72,000人。日本の人口が128,056,026人(2010年10月1日現在の速報値)であることを考えると、このペースで全員が訪れるのには1778年もかかってしまうということです。まだまだですね。

 とはいうものの、家具修理の現状をお伝えしていることが多いので、「こんな修理はできるのかしら??」というお問合せが日々多くなっています。ありがたいことです。昔はどの地域でも町の家具屋さんが家具修理を行っていました。ところがその町の家具屋さんがどんどん廃業されてしまったことが原因で、町の中から家具屋さんがいなくなってしまいました。そんなわけでどこで修理したらいいのか分からないお客様が多くなったのでしょう。大型家具店では、修理するよりも買い換えてもらう方が何かと都合が良いのです。だから家具修理を依頼しても返ってくる言葉は「それは修理できないですね」または「修理するよりも買い換えた方がお徳ですよ」・・・・、という内容らしいです。(安田屋家具店のお客様から聞いた話ですが・・)。実際に修理する家具を見ないで答えているわけですから、買い換えを勧めていることがよくわかりますね。

 さて今回安田屋家具店にご修理のお問合せがあったのは、30年前に購入されたカリモク製のリビングチェアー。その椅子の座面に張ってあるゴム製のクッション材、経年劣化により切れてしまったりヒビが入ったりしてしまったので取替えたいとの内容でした。大事に使用してきたので他に傷んだところもないのでゴム板だけを交換したいという家具を大切になさっている状況が分かるお問合せでした。

 現在使用されているゴム材には「PF0743B」と明記されていることを直ぐにカリモク担当者さんに連絡。しかしすでに30年以上経過しているため、同じ品番のゴム材は無いとのことでした。・・・・残念。

ところが現在も生産・販売している「WC6000」シリーズと同じ形状の椅子であれば、「WC6000」シリーズに使用しているゴム材が使用できるとの連絡が入りました。

シートの枠開口部420mm×405mmであればこの「エラストフラム」が使えるとのことです。

「エラストフラム」

この「エラストフラム」は、四方に穴が開いていて、その穴に太い針金のようなコの字型金具の片方を引っ掛け、もう片方を椅子本体木部の穴に引っ掛けて取り付けるようになっています。そしてゴム材の価格は、1枚税込・送料込みで3,000円です。
ただし取付け加工が必要であれば別途となります。
早速お客様に椅子の形と枠開口部サイズを確認していただくこととなりました。交換できることになればよいのですが・・・・。

もしこの「エラストフラム」が使用できないとなると、50㎜幅前後のゴム製のウエビングテープを井桁状に椅子木部本体に直接エアーネイル(ホッチキス針の大きいもの)で打ち付けて取り付ける方法となります。交換部品が無い場合、安田屋家具店でもよくこの方法を採用します。ただし椅子をいったん預からないとできません。ご自宅界隈の椅子張り職人や昔から続く町の家具屋さんに相談してみるといいですよ。もちろん安田屋家具店でも修理は受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

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5月 31, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

Comments

One Response to “30年前のカリモクの椅子”

  1. 矢部哲也 on 12月 20th, 2019 5:52 PM

    こちらの記事にあるソファをいまだに使っております。さすがにくたびれているクッションの中身とファブリック材を自分で作ろうか、それとも家具屋さんにお願いするか迷い、ネットで調べているうちにこちらに辿り着きました。こちらのソファのその後が気になりコメントを残した次第です。

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