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ハンギングチェアー出荷

 安田屋家具店が参加しているインターネットショッピングモール「ぎふ楽市楽座」にて、単一商品年間販売価格No.1、月間販売価格No.1、商品問合せ件数No.1と、まだまだ人気上昇中の「ハンギングチェアー」。安田屋家具店が在庫として保管していた最後の1脚を本日出荷してしまいました。

 専用スタンドとハンギングチェアー本体の2梱包となっています。本体の箱は大きいのですが、見た目よりも重量がなくて軽いんです。逆に専用スタンドはキャシャな梱包に見えるんですが、重量バランスが床部にあるのでとても持ちにくいんです。また見た目以上に重量もあるんです。「クロネコヤマト便」では発送できないので、佐川急便に依頼しています。

 今日の出荷で、しばらく安田屋家具店の「ハンギングチェアー」の在庫がない状態が続きます。工場に確認したら、インドネシアにて「ハンギングチェアー」を製作するためのA級籐素材を集めるのに四苦八苦しているようです。いい材料が入手できないと「ハンギングチェアー」の製作ができず、入荷が遅れるばかりです。

 なぜ籐材料の入手が難しいのか?
 籐製品は10年ぐらい前まではフィリピン、インドネシアなどからの輸入が多かったが、現在は中国からの輸入が激増している。籐製品と言えば昔はフィリピン製のものが材料は余り良くないがデザインにすぐれていてよく輸入されていたが、工賃が上がり今では中国製品と比べて50%も高くなっているらしい。そのためデザインを欧米企業に売るフィリピン企業があり、それらのデザインを買った欧米企業はそれらを中国に持ち込んで生産し、欧米で販売している。材料をフィリピン、中国などから輸入しスペインで生産して欧州で販売しているヨーロッパ企業もあるとのこと。つまり籐材料が中国に流れているのです。さらに籐製品の生産地と材料の供給地としてのインドネシアは、1986年に材料の輸出を禁止し材料輸出は完全に止まっている状態。

 かつてインドネシアの籐材は、A級品、B級品、C級品・・・と選別が行なわれていました。「ハンギングチェアー」に使用されている材料は、選別された全てA級品でした。ところが中国での籐製品の製造が多くなるにつれ、A級品、B級品、C級品・・・と選別していない籐材でも選別した場合と同じような価格で中国が買い集めている。選別しなくてもそれなりの価格で購入されるので、めんどくさい選別作業が行われなくなった。そのため現在、「ハンギングチェアー」に使用されているA級品の材料の入手がとても困難になっているのです。恐るべし中国です。

 工場に確認したところ、直ぐにでも「ハンギングチェアー」の製作に取り掛かりたいのですが、肝心な籐材が入手できず製作できないとのこと。現在手に入れた籐材では数脚製作するのがやっとの量しか確保できていない。そのため発送が今までよりも1~2ヶ月ほど余分にかかるようです。以前の予定では7月末ごろに入荷するはずだったのですが・・・・・・。

 次回入荷はなんと8月末頃の予定。
 「ハンギングチェアー」の季節である暑い夏が終わってしまいます。でも待つしかありません。でもお問合せも多々きていますし・・・・・・、でも待つしかない、う~~む。なんとか直ぐに在庫分が安田屋家具店に入ってこないか、直談判してみましょう。ダメもとですが・・・、お客様のためです。何とかなったらまたご報告いたします。

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7月 19, 2011 · Posted in ハンギングチェアー  
    

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