先日お伝えしたありえないハプニング。
ATMコーナーにある明細書ゴミ箱の中にストンと入り込んでしまった四代目の千円札のその後の顛末です。
事が起きたのが土曜日、当然銀行はお休み。翌日の日曜日もこれまたお休み。なんとも動きが取れないのであります。心配になって日曜日の午後、十六銀行 柳ヶ瀬支店のATMコーナーに行き、そっとゴミ箱の中をのぞいて見たら、まだ千円札はゴミ箱の中にありました。
ホッと一安心。
月曜日の始業時間まで待つしかありません。
そして月曜日の朝9時。始業時間とともに十六銀行 柳ヶ瀬支店の窓口へ。週明けの月曜日の始業時間にこんなにたくさんのお客さんが窓口にいるなんて知りませんでした。ATMコーナーは満員。
窓口もすでにお客様で立て込んでいました。
しかたがないのでしばらく様子を見ていると、男性行員がフロアーに来られたので声をかけて、事の顛末をお話し、「あそこのゴミ箱の中に千円札が落ちちゃったんです。まだ中にあるんですが、取り出してもらえないでしょうか」と伝えた。 えっ、まさかというような顔をしつつ、「あちらのゴミ箱の中ですか」と指差されて「しばらくお待ちください」とカウンター内に入っていった。
この記事の続きを読む »
しばらくすると行員がやってきて 「実はあのゴミ箱の開閉のためのカギは私達行員は持つことができず、警備会社のガードマンがゴミ箱開閉のカギを持っているので、今すぐ開けられません。申し訳ございません。ただちに警備会社に連絡を取りましたので、30分ほどしたらガードマンが駆けつけますので、ゴミ箱を開けてもらい、中に千円札が入っていたらご連絡いたします」と伝えられた。
明細書を捨てるゴミ箱といえども、お客さま信用情報が明記されているものなので、支店の行員がゴミ箱の中身を取り出せないように、わざわざカギ付きにして、さらにカギは支店には置かず、警備会社のガードマンが持っていて、ガードマンしか開けられないなんて、初めて知りました。セキュリティー対策としてはそうせざるを得ないのでしょうね。デジタル化が進んで、明細書に明記されている情報があれば他人のお金を自分のものにしちゃうなんてことができちゃいますからね。うかうかしていられない世の中になったものです。科学が発達して、便利になったのか、不便になったのか・・・・・、よくわからなくなってしまった日本です。
四代目は連絡先電話番号を伝えて帰宅するしかなかった。
そして40分ほどして電話があった。 「今、ゴミ箱の中を確認しましたら確かに千円札がございましたので保管しております。窓口に取りに来ていただければとお渡しいたします」
やったぁー!!
千円札が戻ってきた。
千円札を受け取りに行った際、行員さんに「多分、土曜日の防犯カメラには不審人物として、ゴミ箱に針金を差込んでいる私が映っていると思いますが、決して怪しい行為ではありませんので・・・、ゴミ箱の中の千円札を取ろうとしていただけなんで・・・・・」
多分、映像をご覧になられたのか、その行為を想像されたのかはわかりませんが、クスッと笑顔見せた。
あっあーー恥ずかしい!!!
まっ、それにしても無事千円札が戻ってきたので目出度し、目出度しです。とんだ週末となった四代目でした。
« 元に戻る